観葉植物を育てる際に何となく悩むのが水やり。
適当にあげていたら枯れていたり、根腐れを起こしたことはありませんか?
どのくらいの頻度で観葉植物の水やりをすればいいのか、朝昼夜のいつやればいいのか、意外と知らない水やりの注意点をまとめました。
水やりに必要となる道具は2つ。ジョウロと霧吹きです。
「ジョウロは分かるけど何故霧吹き?」と思うかもしれませんが、葉に水を与えるためにも霧吹きは必需品なのです。
慣れない内は鉢花のように毎日しっかりと水を与えたくなるものですが、観葉植物の水やりは「土が乾いてから」が基本です。
土がずっと湿った状態だと根が栄養や空気を上手く取り込めなくなってしまい、根腐れを起こしたり貧弱に育ってしまします。
また、受け皿に残った水も毎回捨てましょう。
土が乾いて白っぽくなったら水を与えます。
ベランダなど室外に置く場合は受け皿から水が溢れる程度に与えるのが「たっぷり」の目安です。
室内用の場合は受け皿に水が滲み出てくるくらい与えて下さい。
受け皿に溜まった水は毎回捨てましょう。
受け皿に溢れるほど水を与えることで根の全体まで水分を行き渡らせ、根が呼吸して新鮮な空気に入れ替えることができます。
水を与えるのに適した時間は季節や生育期か休眠期かでやや変わってきますが、基本的に早朝〜やわらかな日差しが差している間(午前9時ぐらいまで)が良いでしょう。
多くの植物は早朝の日の出と共に水を吸い上げるので朝の時間帯が適しています。
真夏と真冬は特に注意が必要です。
真夏は直射日光が差している時に水を与えてしまうと土の中の水分が蒸発し、熱で植物が焼かれてしまいます。
なので早朝か日没後に水やりを行いましょう。
冬は土が十分に乾いてから一番暖かい時間にぬるい水を与えて下さい。
葉水(はみず)とは葉に水を与えることです。
霧吹きを使って葉に水を与えましょう。乾燥を防ぐのと同時に害虫予防にもなります。
観葉植物の水やりについてご紹介しました。
水をあげすぎて根腐れを起こしてしまうのが、観葉植物を育て始めた頃によくある失敗です。夏と冬は特に気をつけましょう。
※トップ画像はPhoto by Noaさん@GreenSnap