メキシコ原産の「チランジア・イオナンタ」はエアプランツの一種です。
今回の記事では、そんなチランジア・イオナンタの育て方などについて詳しく解説していきます。
興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
「イオナンタ」とは「スミレ色」を意味します。その名の通り紫色の筒状花を咲かせるのが特徴です。
メキシコ原産ですが、中国北部、シベリア南東部、朝鮮半島などにも自生しています。
古くから中国で栽培されてきた植物でもあります。
種類もさまざまなものがあり、大型の「マキシマ」、茎のある「バンハイニンギー」、花が白い変種「ドゥルイド」が代表的です。
株を選ぶ際は、色がきれいでしっかりしているものを選びましょう。
形は個体によって異なるので、好みのものを選んでください。
置き場所は直射日光を避けた明るいところがベストです。
室内の明るく風通しの良い場所を選びましょう。
水やりには霧吹きでの「ミスティング」と、水につける「ソーキング」の2種類の方法があります。
ミスティングは週に2、3回霧吹きスプレーで葉水を与えます。
ソーキングは月1、2回ほど行います。ソーキングをした後はきちんと乾かしておきましょう。逆さにし、風通しの良い場所で管理します。
病害虫の心配はほとんどありませんが、まれに購入時に虫がついていることもあるので、水に漬けて取り除きましょう。
また、高温や乾燥した状態だとハダニが発生する場合もあります。霧吹きなどでこまめに濡らして防ぐようにしましょう。
チランジア・イオナンタについて紹介しました。管理に気をつけて、ぜひ楽しく育ててみてください。
※トップ画像はPhoto by 不知火さん@GreenSnap