数十年に一度しか花を咲かせないことから、センチュリープランツとも呼ばれる「アガベ」は、多くのファンを持つ品種となっています。
今回は魅惑の観葉植物「アガベ」についてご紹介したいと思います。
アガベという名前はあまり聞き馴染みがないと思いますが、リュウゼツランと聞けばなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか。
テキーラなどのお酒の原料として使われる植物です。
アガベとは、リュウゼツランなどを含む南米原産の多年草の総称として使われる名称で、厳密にいうと特定の品種を指す名前ではありません。
そのため、同じアガベの中でも葉の形状が異なったりしますが、基本的には同じ方法で生育することが出来ますので、神経質になる必要はありません。
今回は最もメジャーなアガベ、リュウゼツランを例にご紹介します。
アガベは別名センチュリープランツ(世紀の植物)と呼ばれる事があります。
それは、多年草ではありますが毎年花をつける訳ではなく、数十年に一度しか花をつけない事からそう呼ばれています。
また、大きな物だと数メートルになる物もあり、屋外で環境を整えて育てればかなり大型に成長します。
大切に育てて花を見られた時の感動は、他の観葉植物にない魅力です。
アガベは日光が重要です。ただ、直射日光は葉焼けを起こして見た目が悪くなってしまいますので、半日陰程度で管理するのがおすすめです。
また、平たく育っていくため、葉の隙間や幹などの風通しが悪くなってしまいますので、できるだけ風通しの良い場所に置くことも重要です。
水やりに関してですが、基本的には土が乾いたら、水を沢山あげるというサイクルで問題ありません。
水が不足してくると葉がしなしなとしてきますので、そうなる前に水をあげるようにしましょう。
温度に関しては非常に変化に強い植物ですので気にかける必要はありませんが、寒い地域で温度が氷点下になるような時は0度以上になるように注意が必要です。
今回はセンチュリープランツとも呼ばれる魅惑の観葉植物「アガベ」についてご紹介しました。
大切に育てて花を見た時の感動は、手間暇かけた方でないとわからないはずです!
是非アガベの生育にチャレンジしてみてください。
※トップ画像はPhoto by とろろさん@GreenSnap