室内観葉植物を購入する際の動機には、部屋の雰囲気を変えたいというものが多いのではないでしょうか。そんな時、木タイプの観葉植物なら簡単に部屋の雰囲気をガラリと変えることができます。今回は木タイプを選ぶ際の注意点とおすすめの植物をお伝えします。
室内で利用する観葉植物をざっくりタイプ分けすると
ができるかと思います。
今回ご紹介するのは「床置タイプ」に分類される、部屋の床に土の入った鉢を置いて育てる木タイプの観葉植物です。
卓上タイプの観葉植物は小さく手軽で、あまり植物や生き物を育てた経験が無いという方には向いているでしょう。壁掛けタイプは、部屋によっては大きく雰囲気を変えることができ、また世話も比較的楽に済みます。
一方床に置く木タイプのものは、お世話に少々手間がかかるものの、室内インテリアの顔として大きな威力を発揮してくれます。また木タイプのものには風水的に良いとされる種類も多くありますので、部屋だけでなく生活そのものを変えてしまいたい!というモチベーションの方にもおすすめできます。
木タイプはサイズが大きいことを前提とすると、まずは部屋や既にあるインテリアとのバランスの兼ね合いが重要です。
場所を広く取れるのであれば大型のものを選ぶことができますが、スペースが十分に取れないのに大きな鉢植えのようなインテリアを置いてしまうと圧迫感が生まれ、却って雰囲気を悪くしてしまうことにもなりかねません。
また植物ですので当然成長して日々形が変わってきます。そこまで巨大に成り変わってしまう種類はあまりありませんし剪定することもできますが、多少の余裕は残しておけると良いです。
そして特に一人暮らしの方に気をつけていただきたいのが、運ぶことができるかどうかです。掃除をしたり、日当たりの都合によって移動させなければいけない場合も出てくると思いますので、その部屋の住人だけで持ち運べるかどうかは非常に重要です。
また大きな家具と同様に、地震対策にも注意してください。安定しやすい鉢を選ぶ、倒れても人に危害が及ばない場所にする、など方法は様々にあると思いますが、他の家具と同じように防災面を考えておけば大丈夫です。
木タイプの観葉植物の中でもおすすめのものを紹介したいと思います。
有名なものではモンステラという種類があります。
切れ込みや穴があいた大ぶりの葉は個性的で、インテリアのアクセントとしてもってこいです。
オーガスタは茎や葉の色が比較的暗めのものが多く、揺るぎなく上に向かって伸びたシンプルな姿は、スタイリッシュな雰囲気の部屋によく似合います。
オリーブは細い幹の上に小さめの葉が程よく茂り、どんな雰囲気ともマッチします。
比較的小さめなのでスペースがあまり取れないという人にも選んでいただけ、2つセットでテレビなどの家具の両脇に設置するという使い方もできそうです。
また風水的に良いと有名なものに、幸福の木と呼ばれる種類のものがあります。
正確にはドラセナという樹木の種類の一つで、陽の気を持っており、部屋の隅に置くと滞りがちな気を巡らせてくれるとされています。
多幸の木という別名がついているのはガジュマルで、金の気を持っており、金運アップによいとされています。こうした目的別に植物を選んでみるのも楽しいかもしれません。
木タイプの観葉植物について、他のタイプのものとも比較しながら、特徴をお伝えしました。おすすめとして紹介したものは本当に有名なものが多いので、是非この他にもいろいろと調べてみてください。お部屋にピッタリの植物がきっと見つかると思います。