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弧を描くように雪を飛ばしながら進む除雪車=4月3日、佐渡市の大佐渡スカイライン【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
冬季閉鎖されている新潟県佐渡市の大佐渡スカイラインで、除雪作業が進められている。4月3日も、海と国中平野を臨む標高900メートル前後の地点で、2台のロータリー車がアーチを描くように雪を吹き飛ばしていった。
全長約30キロの大佐渡スカイラインのうち、作業が進められているのは県が管理する金山ゲートから白雲台(標高約850メートル)までを結ぶ約12・7キロ。頂上付近は特に雪が多く、現在も4メートルほどの積雪がある。県が委託した建設会社が4月1日から作業を始め、計6台の除雪車を使って進めている。
県によると、今年の積雪はほぼ例年並み。除雪を終えた後、カーブミラーや道路の舗装などの点検をし、4月下旬の開通を目指している。
県佐渡地域振興局維持管理課の七澤正人課長は「今年は世界遺産登録に期待がかかり、大佐渡スカイラインを利用する人も増えるだろう。運転に気を付けながら、景色を楽しんでもらいたい」と話した。
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