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Vol.46 「きこえる・シンポジウム 2013 冬 in 砂川」のおしらせ&アレクサンダーテクニーク

  • 2013年10月31日

 半年に1度開催している、恒例の音楽とエコのイベント「きこえる・シンポジウム」をこの冬も行います。いつもは冬至の時期ですが、今回はちょっと早めの11/30、まだ雪の少ない北海道・砂川市の「砂川市地域交流センターゆう」という会場で行います。地元の「NPO法人ゆう」が募集していたアートプロデュース・トライアル事業のひとつに選んでいただき、このたび開催が決定しました。

 砂川市は、札幌や旭川から電車や車で1時間ほどの場所にあります。なんと市民一人当たりの都市公園面積が日本一とのことで、住んでいる方々はたくさん緑に触れる機会がありそうですね〜。それと「すながわスイートロード」と呼ばれる道があるくらいおいしいお菓子屋さんがたくさんあるそうで、僕もリスナーの方から「とくに北菓楼というお店は有名ですよ」と教えてもらいました。

 今回は北海道・石狩市に住みながら夫婦で音楽活動をしている「かねあい」というユニットとの共同企画です。僕とQuinkaと同じように環境のことなどに興味を持ち、「食」と音楽をからめた「かねあいキッチン」というイベントを開催しているほか、札幌の時計台では「時計台コンサート」というイベントを長く続けてきました。また、僕がサポートをしているGOING UNDER GROUNDのドラムの河野丈洋くんとも以前から交流があり、そんなこともあって今回のライブは、HARQUA(HARCO+Quinka,with a Yawn)、かねあいバンド、河野丈洋くんが出演します。

 ライブでは地元の吹奏楽団とのセッションもあります。参加してくれるのは「砂川ブラススタイル」と「砂川市立砂川中学校吹奏楽部」の皆さん。先日、僕も初めて吹奏楽アレンジというものに挑戦してみました。

 ライブやトークなどを行う大ホールのほか、ロビーでは地元砂川産の野菜などのマルシェや、さまざまなフードの出店も予定しています(あの「北菓楼」さんも出店決定!)。そのロビーでは、地元アーティストによるミニコンサートも行われます。砂川市のこだわり農家さんのお話も伺ってみたいと思っています。

 さらにミニホールでは、当日の朝と夜、「アレクサンダーテクニーク」という身体の楽な動きを取り戻すためのワークショップも開催します。ドイツとイギリスでこの原理を習得し認定教師となった高橋美代子先生が、東京から駆けつけてくれます。

 このアレクサンダーテクニークという言葉、聞き慣れない方も多いかもしれません。19世紀後半、オーストラリアで若き俳優として活躍していたF.M.アレクサンダーが、あるとき身体の動きの不調に悩み、やがて首を中心とした身体のあらゆる緊張を解けば、人間本来の能力が引き出されることを発見します。役者さんやミュージシャンのあいだでも、この原理を学んで演技や演奏に生かす人も多いそうです。

 僕とQuinkaは少し前に高橋先生の教室で、このアレクサンダーテクニークを体験してきました。人間の骨の仕組みについて学んだ後、首の根元に先生がゆっくりと触れて、身体に対する正しい頭の位置を探してくれます。あおむけに寝転がって、力をうまく抜く方法も教えてもらいました。

 僕は身体の緊張が一気に緩んだことで、 指導してもらいながら何度も深い眠りに落ちてしまったのですが、そんな風に眠ってしまっても全く構わないそうです。身体全体が軽く、そして柔らかくなっただけでなく、凄くポカポカしたのも覚えています。病気に対する免疫力もあがるのでは、と思います。

 イベント当日は、このアレクサンダーテクニークのワークショップ(別途・事前申し込み制)のほかに、僕らのライブの合間にも高橋先生によるミニワークショップを行います。大ホールでみんなで寝転がったりしながら、身体の環境についても考える時間を持ちたいと思っています。

 この「きこえる・シンポジウム×かねあいキッチン 2013冬 in 砂川」のチケットは、「砂川ゆう」で直接購入していただくか、メールとFAXでの予約も受け付けています。一般1500円、小中高の生徒さん500円と、非常にリーズナブルです。詳しくは僕のホームページをご覧ください。イベントFacebookページもあります。夏の埼玉県川口市のsenkiyaに続く、盛りだくさんな一日になりそうで、今から僕も楽しみです。




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