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京都でASAIしよう。タイ発ライフスタイルホテル「ASAI京都四条」

  • 2024年3月1日
  • GOTRIP!

京都・四条烏丸から徒歩5分ほど路地に佇む、タイ発ライフスタイルホテル「ASAI京都四条」。2023年6月にオープンした、タイを代表するホテルおよび不動産開発会社、デュシット・インターナショナルが運営するホテルです。

「ASAI(アサイ)」はタイ語で「地元の人と共に生きる」を意味し、探究心旺盛な世代が地元の人のように過ごすホテルを目指し、「BE A LOCAL EVERYWHERE」をコンセプトに掲げているとのこと。グループホテルの「デュシタニ京都」よりもカジュアル路線のホテルです。

ロビーにあるPCでセルフチェックインするシステム(多言語対応)。わからない場合はスタッフがサポートしてくれます。

共有スペースはダイニングやバーも兼ねており、ローカルの人たちも集う居心地の良い場所です。「コミュニティアンバサダー」と呼ばれるスタッフに観光のアドバイスをもらうこともできます。

客室はコンフィーキング、コンフィー ハリウッドツイン、コージーツイン、コンフィーツインなど6種類。いずれもシンプルで機能的なお部屋で、定員は1〜2名となっています。

今回宿泊したコンフィーツインは、16平米と決して広くはありませんが、心地よいベッドマットとリネン、ワークステーション、42インチLEDスマートテレビなどが備わった快適な空間です。

書き物をしたり、お茶を飲んだりするのちょうどいいスペース。

ベッドではなく畳の上に厚さのあるマットレスが置かれていたり、その畳の下にスーツケースなどを入れられる空間があったり、クローゼットではなくポップアップ衣類ラックを設けていたりと、空間をうまく活用できており、狭さを感じません。

用意されている作務衣は肌触りがよく、着替えるとまるで自宅にいるようにくつろげます。

ストーン製洗面ボウルが設えられたボードの下には、冷蔵庫、セーフティーボックス、ヘアドライヤーがあります。アメニティは、歯ブラシ、ヘアブラシ、髭剃り。サービスのミネラルウォーターがあり、電気ケトルもありますが、コーヒーや紅茶の用意はないので必要なら持参しましょう。

バスルームは浴槽はなくシャワーのみですが、レインシャワーとハンドシャワーがあって使い勝手がよいです。

バスアメニティは、シトラスシダーレモングラス。シトラスの爽やかな香りとレモングラスの活力あふれる香り、シダーの落ち着いた香りが合わさって、リフレッシュ&リラックスできます。

ASAI京都四条に泊まったら、1階の共有スペースにあるレストランバー「ソイ・ギャン(Soi Gaeng)」で、タイ人シェフの作る料理を楽しんでみてください。京都に出現する「小さなバンコク」という位置づけで、タイ人シェフの作る本物のタイ・ストリートフードを味わえます。

筆者はプーパッポンカレー(蟹と卵のカレー)をいただきました。ソフトシェルで殻ごと食べられる蟹が入っており、スパイスの奥深さと蟹のダシ、卵のまろやかさが渾然一体となっています。京都でこんなに本格的なタイカレーが楽しめるのは嬉しい驚きでした。

タイ風オムレツ、ポークサティ、イサンソーセージ、春巻きなどのスナックも充実しています。

生ビール、京都クラフトビール、タイビール、シグニチャーカクテルなど、お酒の種類も豊富で、ディナー利用にも、バー利用にもおすすめです。

朝食は、タイカレーセット、タイヌードルセット、アメリカンブレックファスト、和食から好きなものを選べます。この選択肢はタイ発のホテルならでは。

「ソイ・ギャン」は宿泊者以外も利用できるので、京都でおいしいタイ料理を食べたいときに立ち寄ってみてください。(ソイ・ギャンのメニューはこちら)

ASAI京都四条のゲストは世界各国からの旅人が多いようで、京都にいるのにまるで異国を旅してるような、不思議な感覚でした。お部屋はシンプルで機能的なので、おこもりステイを満喫するよりも、アクティブに京都の街を楽しみたい人によさそうです。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

名称 ASAI京都四条(ASAI KYOTO SHIJO)
住所 京都府京都市下京区松原通烏丸東入俊成町 444
公式サイト https://www.dusit.com/asai-kyoto/ja/

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