NTTを親会社とするベンチャー企業のNTTソノリティが展開している音響ブランド、nwm(ヌーム)。穴が空いたヘッドホンや、耳にスピーカーを添えるようなイヤホンなど、個性が光る製品を数多く手掛けてきました。
その最新作となる「nwm GO」が発表されました。発売日は2025年3月18日、価格は1万6500円。さて、今回はどんな個性があるのか?
こちらが「nwm GO」。首に掛けて使える、ネックバンドワイヤレス耳スピーカーとなります。
ちなみに耳スピーカーとは、nwmが提唱しているリスニングスタイルのこと。要はオープンイヤー型のことですね。オープンイヤーは耳をふさがずに音楽を聞くスタイルのことで、圧迫感の無さや人と会話できるといったメリットがあります。
ネックバンド型ということで、今回の「nwm GO」はスポーツシーンを意識しています。運動時でも迫力ある音が聞こえるよう、新規開発の12mmダイナミックドライバーを搭載。低中域のドゥン感にも重みがあります。
音が出る部分はこんな感じ。普通のイヤホンはこのまま耳穴にギュっと詰め込みむけれど…。
耳スピは耳穴を塞ぐことなく、耳のやや離れた部分にスピーカーが浮かぶようなスタイルに。こうなると音漏れが気になるところですが、NTT独自のPSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)技術により、音漏れが抑制されています。PSZはnwm製品のコアとなる技術ですね。
重量は約20gと非常に軽量。首にかかるバンド部分もほどよいコシがあり、着け外しもスムーズでした。使わないときはスっと首掛けできるのもネックバンド型の利点。ワイヤレスイヤホンより落としづらいしね。
カラバリはフォグブラック、ソイルベージュ、グレイシャーホワイトの3色。スポーツ向けといえば原色カラーになりがちですが、あえてそこを外すことで普段使いやライトなスポーツにも合わせやすいよう意識しているとのこと。
バッテリー時間は最大10時間、防水性能はIP55相当。マルチポイント接続対応で、スマホやPCなど複数のデバイスと接続できます。
有線イヤホンの「nwm WIRED」、ワイヤレスかつデザインが可愛い「nwm DOTS」、ヘッドホンスタイルの「nwm ONE」など、nwmファミリーも随分と揃ってきました。これ全部が耳スピ、つまりオープンイヤーってのも、なかなか尖ってるなぁ。
また、俳優の斎藤工さんを起用したテレビCMもスタートし、nwmシリーズの認知拡大も攻め姿勢。この登壇時、斎藤さんはずっと「nwm DOTS」でBGMを聞いていたそうで、リスニングと会話の両立を体現されていました。
これ、一人四役なんですって、面白いCMだねぇ。
というわけで、nwmファミリーの新たなスポーツ枠「nwm GO」。ネックバンドのオープンイヤーはまだ数も少ない界隈ですし、貴重な選択肢となりそうです。ミニマムなデザインは普段使いにもアリですよ。
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