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貝殻を持ち帰ったら環境破壊!? 英国の砂浜にも厳しいルールがあった…

  • 2024年5月2日
  • GetNavi web

海に行ったら、貝殻を拾って思い出に持ち帰ることがあるかもしれません。でも、英国の一部の砂浜では、それだけで罰金が科せられる可能性があるのです。

↑持って帰ろうとすると大変なことに…

 

同国には海辺の町が99あり、砂浜の数は1000以上になるそう。そして、そのほとんどの砂浜で5月から9月末までの期間、さまざまなルールが設けられます。

 

例えば、英国北西部のカンブリアの砂浜で禁止されるのが、貝殻や砂、小石を持ち帰ること。地元の海岸保護法に基づいて、違反した人には最高で1000ポンド(約20万円※)の罰金が科せられるそうです。

※1ポンド=約195.7円で換算(2024年5月2日現在)

 

その理由は、環境を破壊する可能性があるから。現地の議員は「小石や貝殻は浸食から守り、生き物の生息地にもなります。だから、それらを持ち帰ることは、環境を破壊することにつながる可能性があるのです」と語っています。

 

このほかにも、犬を砂浜に連れていくことを禁止したり、バーベキューやキャンプを禁止したり、ごみ捨てを禁止したり、さまざまなルールがあります。

 

日本の海岸でも、地域によって独自のルールを作っていることもあるでしょう。地域の人々に迷惑をかけないためにも、出かけるときはそのようなルールがないか事前にチェックしておくことが必要かもしれません。

 

【主な参考記事】

ITV. Up to £1000 fine for taking pebbles from beaches as council tries to protect the environment. April 30 2024

The Sun. SANDS BAD Strict beach ban rules to restart next month affecting hundreds of seasides across the UK. April 21 2024

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