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ぶ厚い肉もわずか4分!「うまいステーキの3要素」を満たすブラウン「マルチグリル7」を見に行った

  • 2024年4月19日
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デロンギ・ジャパンは2024年4月4日、調理家電を扱う「ブラウン ハウスホールド」より、同ブランド初となるグリル調理家電「マルチグリル7(CG7040)」を発表しました。2024年4月18日発売で、実売予想価格は4万3780円(税込)です。

↑ブラウン ハウスホールド初のグリル調理家電「マルチグリル7(CG7040)」。サイズ/質量はW370×D320×H170㎜/5.5kg ※プレートを含む

 

2つのプレートを搭載し、3つのポジションで調理できる

ブラウン ハウスホールドブランドではハンドブレンダーをはじめとしてハンドミキサー、電気ケトル、ブレンダー、フードプロセッサー、コーヒーメーカーといったキッチン家電を展開しています。

 

ブラウン ハウスホールドでは「パワーがあると、つくるって楽しい。」をコミュニケーションメッセージとして掲げて展開していますが、デロンギ・ジャパン ブラウン ハウスホールド ブランドマネジャーの芦田倫子氏は「料理に苦手意識を持つ方や、忙しくてじっくりキッチンに立つ時間がない方にとっても、パワフルな性能を持つブラウン製品で楽しくワクワクしながら料理をしていただきたい」と語りました。

↑デロンギ・ジャパン ブラウン ハウスホールド ブランドマネジャーの芦田倫子氏

 

新たにグリル家電が加わったことで「料理の下ごしらえだけでなく調理もブラウン製品で実現。『作る』から『食べる』まで一連のエクスペリエンスを提供することがブラウンのブランドとしてできるようになりました」と芦田氏は語りました。

↑ブラウン ハウスホールドの商品群

 

マルチグリル7は2つのプレートを搭載しており、開いて使う「BBQ」、食材を挟んで焼き上げる「コンタクト」、食材を焼きながら上からも温められる「グリル」の3つのポジションで調理できるようになっています。

↑「BBQ」「コンタクト」「グリル」の3つのポジションで調理できます

 

「中でも特徴的なのが『コンタクト』。上下のプレートで食材を挟んで加熱することによって、調理時間は一般的なホットプレートに比べて約5分の1の時短で料理できます。ステーキなどのお肉料理なら肉汁を逃すことなく一気に焼き上げて、ジューシーな仕上がりにできます」(芦田氏)

↑開いて使う「BBQ」ポジション

 

↑挟んで焼き上げる「コンタクト」ポジション

 

↑高さを調節して、上部は食材に触れないようにして加熱する「グリル」ポジションも使えます

 

プレートは2種類を用意し、プレートごとに温度設定が可能

プレートは焼き色を付けられる波型と、幅広い料理に使える平型の2種類があり、上下4種類の組み合わせで使えるようになっています。それぞれ独立した温度設定が可能で、10秒から90分まで設定できる「お知らせタイマー」も備えています。

↑プレートは焼き色を付けられる波型と、幅広い料理に使える平型の2種類を用意しています

 

どちらのプレートもヒーター内蔵型になっており、より精密な温度コントロールができ、全体を素早く均一に加熱できるとのこと。

 

「1400Wのハイパワーを搭載しておりますので、一般的なホットプレートと比べて1.5倍早い立ち上がりを可能にしています。その後も一般的なホットプレートが温度が下がってしまうのに対し、当社の新商品は一定の温度に保って調理ができます」(芦田氏)

↑どちらのプレートもヒーター内蔵型になっています

 

↑独立型サーモスタットを備えており、それぞれ独立して温度調節ができます

 

食材から出た余分な油は本体下部にある油受け容器に流れ落ちるようになっており、「しっかり油を回収してヘルシーにお料理していただくことができます」(芦田氏)。

↑食材から出た油は、プレート後方から油受け容器に流れ落ちるようになっています

 

↑油受け容器(手前)は本体右側からスライドして取り外せます

 

なお、本製品は同じデロンギ・ジャパンが販売するデロンギブランドの「デロンギ マルチグリル BBQ & コンタクトグリルプレート」と酷似しているのですが、大きな違いはサイズと重さです。デロンギ マルチグリル BBQ & コンタクトグリルプレートはサイズが幅460×奥行き355×高さ190mmで重さ約7kgなのに対し、マルチグリル7は幅370×奥行き320×高さ170mmで重さ5.5kgと軽量でコンパクトに仕上がっています。そのほか、デロンギにはない波型プレートが付属するといった違いがあります。

 

人気ステーキ店オーナーシェフによる調理実演も

発表会では、人気ステーキ店「NASQUILLO(ナスキロ)」のオーナーシェフでマルチグリル7のレシピ監修も務めた高山いさ己氏が登壇。マルチグリル7による調理実演を行いました。

↑紹介制の人気ステーキ店「ナスキロ」オーナーシェフの高山いさ己氏

 

↑約3cmほどの分厚い牛ランプ肉を用意しました

 

高山シェフは「ステーキは焼くのが非常に難しい印象があると思いますが、マルチグリル7はステーキに必要な3つの要素が簡単に実現できます」と語りました。

 

「(3つの要素とは)肉はなるべく動かさない。高温で一気に焼くこと、油が下に落ちてくれること。これら全部がいっぺんにそろいます」(高山シェフ)

↑形を整えるためにたこ糸で縛り、塩を振ってコンタクトポジションで焼いていきます

 

牛ランプ肉は230℃、焼き野菜は210℃設定で4分ほど焼き上げました。

 

「密着することで余分な水分が出ないため、焼き色もしっかりつきます」と高山シェフ。また、3cmほども厚みがある肉の場合、フライパンだと片面ずつしか焼けないので、15分ほどかかってしまいますが、マルチグリル7だと大幅な時短が可能とのこと。

 

「マルチグリル7だと上下から一気に熱を加えるので、4分くらいで焼き上がります。ステーキをおいしく焼くコツとして、焼いた時間と同じだけ休ませてあげるとふっくらします。4分間はなるべく動かさないで焼き、もう1回4分間くらい放っておくといい感じですね」(高山シェフ)

↑約4分でいい焼き色が付きました

 

↑こちらは210℃で野菜を焼いていきます

 

↑約4分でこちらもいい焼き色が付きました

 

そのほかにおすすめの使い方として、高山シェフは意外にも「冷凍ピザを焼くとおいしい」と語りました。

 

「上のプレートを少し上に上げた『グリルポジション』で、下は波型プレートを使うといい感じに焼きムラが付くんです。下の生地の部分がカリッと焼けて、上の方は予熱で温まるのでチーズがいい感じにとろっと溶ける。オーブンで焼くよりおいしいんじゃないかなと思うくらいになりました」(高山シェフ)

↑公式レシピブックにも採用されている「牛ランプ肉の厚切りステーキ」と「焼き野菜&ツナ入りタルタルソース」が完成しました

 

↑こちらはパンの温め直しのデモ。230℃で約1分焼き上げたところ、外はカリッと、中はふんわりと仕上がりました

 

ホットサンドメーカー「スナックメーカー5(SM5038)」も同時に発表

デロンギ・ジャパンはマルチグリル7に加えてホットサンドメーカー「スナックメーカー5(SM5038)」も同時に発表しました。こちらも2024年4月18日発売で、実売予想価格は1万9580円です。

 

ホットサンド、ワッフル、グリルの3種類のプレートが付属しており、ホットサンドやワッフルに加えてグリル調理も可能になっています。

↑デロンギ・ジャパンが2024年4月18日に発売するホットサンドメーカー「スナックメーカー5(SM5038)」

 

↑ホットサンド、ワッフル、グリルの3種類のプレートが付属しています

 

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