ガーデンシクラメンは初心者向けの簡単に育てられる花です。
かなり寒さには強い方で人気も高いといえます。
今回はそんなシクラメンの生態や育て方をご紹介いたします。
とても面白い花なのでご一読ください。
ガーデンシクラメンは園芸用に作られた品種です。
球根植物で日当たりを好みます。
普通のシクラメンを全体的に小さくしたものをミニシクラメンと分類するのですが、ガーデンシクラメンはそのうちの寒さに強いものを指します。
氷点下5度まで耐えられます。
さすがに霜に当たると花の部分は枯れますが、葉は枯れずに残ります。強い品種です。
水やりにおいては通常の植物同様、乾いたらたっぷりあげるというので大丈夫です。
乾燥に強いのでむしろ乾き目に育てるのがベストと言えます。
球根があるタイプの植物は基本的に加湿に弱いため湿らせすぎてはいけません。
また冬は午前中に水やりを済ませてください。
夕方にあげると明け方までの間に土中の水分が凍り、根が傷ついてしまいます。
絶対にやめましょう。冬に対して夏は暑さで休眠してしまいます。
そうなると水を吸い上げる力はほとんどありません。
そのため週一回程度さっと水やりするくらいで大丈夫です。
水不足よりも、あげすぎて根腐れすることに気をつけましょう。
植え付けるのは気温が下がってからにしてください。
というのもガーデンシクラメンは暑さにからっきし弱いのです。
夏は休眠していますので植えたところで葉っぱが出ません。
9月頃になると、お店で苗が買えるようになりますが、気温が高い時期に植えても葉っぱが黄色くなってしまって台無しになる恐れがあります。
あれはしばらくしてから植えるのがベストなのです。
10月中旬以降に植えましょう。
概してガーデンシクラメンは寒さに強く、暑さに弱いです。
そこを大前提として水やりや置き場所を選びましょう。
基本的には肥料もいらず、育てやすい花のためおすすめです。
※トップ画像はPhoto by chippiさん@GreenSnap