ローズ・ゼラニウムはテンジクアオイ科の常緑草(冬にも草が枯れて死ぬことがないもの)で、耐寒性・耐暑性ともに抜群。
加えてバラの馥郁たる香りが楽しめるすぐれもの。
今回そのハーブを育てる折、肥料のあげ方などの気をつけるべき点をご説明いたします。
ローズ・ゼラニウムは日当たりの良い場所を好みます。
最低でも12時間以上の日当たりが不可欠なので日陰や半日陰(一日数時間だけ日がさす所)は避けてください。
ちゃんと日当たりの良好な所で育てると株は太く、葉は密に茂ります。
栽培に際してハーブ用の土を使ってください。
肥料は植えるときに腐葉土を入れておくのがまず必須です。
その後ローズ・ゼラニウムの開花時期を過ぎた6月頃に追肥してください。
これで夏に茂ってくれます。
今述べたように開花時期が6月に終わり、その際追肥をするのですが、同じタイミングで剪定をするのが良いです。
真上に伸びきった、あるいは枯れた葉がついた枝を根元から切り落としましょう。
そうすることで下の方から新しい元気な枝が生えてきます。
水やりは特別な注意点はありません。
一般的な揚げ方ですが表面の土が乾いたタイミングですれば十分です。
そもそも多湿が苦手なので乾燥気味で育てることだけ意識してください。
以上のような形でローズ・ゼラニウムは育てられます。
実はこのゼラニウムはハーブの一種でありますのでクッキーにねり込んだりしてお菓子作りに用いることができます。
またベランダに置いておくと蚊がその匂いを嫌って寄って来ません。
極めつけに馥郁たる香りが芳しいです。
葉に触れると手に匂いがつくほど強いです。
いいことだらけのローズ・ゼラニウム。おすすめです。
※トップ画像はPhoto by dayanさん@GreenSnap