ミモザアカシアは、オーストラリア南西部で自生しているマメ科の植物です。
育成は少し難しく、中級者以上の人が特に向いています。
そんなミモザアカシアの育て方について、花言葉を交えてご紹介します。
ミモザアカシアは大きくなると10メートルまで育つ常葉高木です。
基本的に暖地に適し、暖かさには耐性があります。
若干ナイーブなところはありますが、育てること自体はそこまで難しいものではありません。
シンボルツリーとして植える人が多く、地植えを中心とした育成が行われているのが特徴です。
このミモザアカシアの花言葉には「思いやり」「友情」などの意味が込められているため、新居を購入する際に贈り物として贈られるケースも多いようです。
まず管理場所についてですが、花を咲かせるにはしっかりと日光を浴びさせる必要があります。
そういった特徴から、鉢植えの場合は室外での育成をメインに考えるのがいいでしょう。
しかし、気をつけないといけないのは強風にめっぽう弱いという点です。
台風などが来るときは室内への避難を可能な限りしたほうが良いでしょう。
かなり枝が弱いのが特徴です。
また、水に関しては乾燥しにくく、雨水だけで基本は問題ありません。
夏場のみ乾燥しやすいため多く与えると良いでしょう。
肥料も多すぎると良くないのでほとんど与えず、育ちが悪い時のみ与えましょう。
どんな植物でも害虫はつきものです。
特に湧きやすいとされているのはカイガラムシと呼ばれる虫です。
幼虫の間は殺虫剤での駆除が可能ですが、成虫には効果がないので要注意です。
もし見かけたら、水で流すなどして駆除しましょう。
ミモザアカシアは、剪定がかなり重要となります。
ある程度育ってくると枝は太くはなりますが、それでも強度的にはかなり弱いものとなっています。
できるだけ細いものを剪定して養分を送るようにすれば、ある程度の強度は保てるようになります。
もちろん、巡りが良くなるため花を咲かせることにもつながります。
※トップ画像はPhoto by emptyさん@GreenSnap