アリッサムとは、赤、紫、白などの色鮮やかで小さな花がじゅうたんのように咲き乱れる花です。
横に這うように育ち、容器を選ばずに栽培できるのでガーデニング初心者の寄せ植えにピッタリ!
そんなアリッサムの育て方を時系列にそって紹介していきます。
まずはアリッサムを植え付ける時期から紹介しましょう。
秋から春までの長い時間楽しむことができる花なので、植え付け時期は春に植える場合と、霜が降りる前に植えて長く楽しむ方法の2種類があります。
ただ、あまりにも寒い環境で植えるとうまく育たない可能性があるので、春に植えるのが無難だとされています。
次に土壌の問題です。
用土は市販されている花と野菜の土か、赤玉土と腐葉土が7対3で混ぜられたものを使用します。
この時に緩効性肥料を混ぜておくと育ちやすいです。
ちなみにアリッサムは酸性の土が苦手なので、地植えしたい場合は植え付け2週間前くらいに土に石灰を混ぜ中和しておきましょう。
土の表面が乾いてきたと思ったらしっかり水やりをしましょう。
逆に常に土が湿気ている状態では、根腐れが起こったり葉が傷んだりするので、土に触れた時に濡れているようなら水は与えないでください。
次に肥料ですが、花が多い植物なので、肥料が切れると花が減ったり葉が黄色くなってしまいます。
肥料は週一回のペースで液体のものを与えるようにしましょう。
花がたくさん咲く植物なので、そのまま放置していると間延びし、全体のバランスが悪くなります。
花が落ち着いてきたら、適度に花がらを摘んでいったり、全体を3分の1程度に刈りこんだりして調整しましょう。
こうすることで株が大きくなり、脇から芽が育ち、結果的に花も増えます。
仄かに甘い匂いも漂わせ、ベランダなどで育てるのに向いているアリッサム。
品種によっては夏も越え、もっと長い期間育つものもあるので、これを機会にあなたもアリッサムを育ててみてはいかがでしょうか?
※トップ画像はPhoto by のんさん@GreenSnap