採れたて新鮮な生にんにくは、とてもジュージーでやみつきになりますよね。
そんなにんにくが家庭で育てられるとなれば、栽培してみたいと思う方はきっと多いはず。
今回は重要になる水やりに焦点を当てて育て方を紹介していきます。
植物栽培において決め手となってくるのは、やはり土の状態です。
種類によって特徴が異なるので、育てたい植物にあった土を選ばなければなりません。
今回取り上げるにんにくの場合は、水はけがよい土壌で育てるのがいいとされています。
少しくらい乾燥していても元気に育つ植物ですが、水やりのし過ぎなどで土が湿りすぎてしまうと根腐れを起こすこともあります。
にんにくは地植え、鉢植えという2種類の方法で栽培することができます。
まずは地植えの際の水やり方法ですが、にんにくの植え付けに適した9月半ばに植え付けを行った場合、残暑の時期故に土は乾きやすいです。
しかしにんにく自身が水分を吸い上げる力は十分にあり、基本的には降雨に頼るだけで水やりは事足ります。
雨が少なく土が乾いていそうなら水やりしましょう。
次に鉢植えの場合ですが、地植えの場合より土が少なく、より乾燥しやすい環境にあります。
特に、雨の当たらない場所で育てていると、自然な水分補給はあまりできません。
環境や土の状態によって水やり頻度を変えるのがベストですが、基本的には土の表面が乾燥していたらしっかり水を与えるようにしましょう。
育てているとだんだん寒い時期に入ってきます。
この時期になるとにんにくの生育が遅くなる上に、土が乾く期間が長くなります。
地植えの場合はほぼ水やりは必要ありません。
鉢植えの場合、雨が当たる場所で育てていれば同じく水やりは不要ですが、そうでない場合は土が乾燥して数日経ったら水やりをします。
冬の時期を経てまた暖かくなってきたら最初の様に水やりを行いましょう。
にんにく栽培では、少し乾燥気味に育て、昼間に水やりをするとよりよいものが育ちます。
これを機会に、あなたも栽培してみてはどうでしょうか?
※トップ画像はPhoto by ハチクロさん@GreenSnap