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花が見えないから無花果!ひときわ肥料が必要なイチジク栽培

  • 2016年10月28日
  • ガーデニング・ラバーズ

実の内側に花が咲くため、無花果という字をあてられたイチジク。季節の果物として食べたことのある人が多いのではないでしょうか?

この植物、他の植物と比べても肥料を多く消費することでも有名なんです。

目的ごとに違う肥料の呼び方

イチジクは新梢を伸ばしながら果実をつける性質を持っています。そのため他の同規模の果樹と比べると、肥料吸収の多い果樹になります。

何を目的とした肥料かで、元肥実肥お礼肥といった呼び方があるようです。

元肥は苗を植え付ける時や休眠期、活動を始める前に与えるものです。

実肥は収穫前、果実の成長を促すために与える肥料になります。

お礼肥は収穫後に行うもので、収穫で消耗した樹の体力回復を目的としたものです。

鉢植えのイチジクがある

イチジクといえば畑のイメージですが、最近では鉢植えもあるとか。

育て方は畑などで育てる時とほぼ同じだそうで、気をつけるべき点も一緒。

室内に移動させれば冬場の寒さ対策も簡単というので、もしかしたら結構お手軽なのかもしれませんね。

樹形を保つ剪定が重要な鍵

植えて2〜3年で実がなるイチジクですが、新しく伸びた枝に実がつく性質があるので、剪定して形を整えるのが大事になってきます。

鉢植えだと1年目の冬は20〜30cmを目安に。翌年の春は病気や虫の被害予防のため、枝が混んでいれば容赦なく間引くように。

二年目の冬は品種によって差があって、秋に実をつけるものは長さを保ちつつ、芽を2つほど残しながら剪定、他はばっさりと間引きます。

夏に身をつける品種なら、混みあった枝を全部間引いてしまい、長く伸びた枝も切り詰めると、樹形がコンパクトにまとまります。

まとめ

イチジクは寒さにこそ弱いですが、病害虫にも強く育てやすいと言われています。

樹木は手間がかかると思いがちですが、鉢植えにもできるので、スペースが気になっていたという人は検討してみるのもいいのではないでしょうか。

 

 

※トップ画像はPhoto by あやぴんさん@GreenSnap

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