コアラが葉っぱを食べていることで知っている人も多いですが、フラワーアレンジメントや花束などにも用いられることのあるユーカリの葉や花、その花言葉について紹介します。
ユーカリはフトモモ科のユーカリ属に分類されている常緑性の高木の総称です。
オーストラリアやニュージーランドに自生しており、大きい物では100mに達する巨木にもなります。
根を深く伸ばして、水分を吸い上げる力が強いため、乾燥している地域などでも育ちます。そのため砂漠地帯の緑化などに使われたりしています。
ユーカリは、古い時代から薬として使われてきました。葉をすりつぶして熱湯にかけて作った液で、消毒やかゆみ止めなどの効果をもっています。
また虫よけなどにも効きます。
しかし、ユーカリには毒性もあり、外用として使う場合は大丈夫ですが、体内に摂取してしまうと毒があるので注意して使う必要があります。
ユーカリの花を知っている人はあまり多くないかもしれませんが、白く綿のような形をしています。
そんなユーカリの花の花言葉は「再生」や「新生」、「思い出」、「記憶」などです。
オーストラリアで、昔から災害の起こった跡地にユーカリが発芽して生長することから、再生の象徴とした花言葉が生まれたとされています。
ユーカリは、動物園のコアラが食べていることでも有名な植物です。
毒性がありますが、その一方で外用薬にも効果のある植物です。
乾燥地帯でも力強く生長するのが特徴で、あまり水分を与えなくても育てることが可能です。
そのためガーデニング初心者でも気軽に育てることができます。
※トップ画像はPhoto by mayukoさん@GreenSnap