サンセベリアは空気洗浄の効果の高い植物として知られていますが、一般的な観葉植物と育て方が異なるので、枯れてしまうことも少なくありません。
そのため今回サンセベリアの正しい水やりの仕方について紹介します。
サンセベリアは、南アジアやアフリカの乾燥の強い地域を原産としている多年草です。リュウゼツラン科チトセラン属に分類されています。
暑さと乾燥に非常に強い性質を持っているので、初心者でもあまり枯らすことなく育てることができます。
和名では葉っぱの様子が虎の尻尾に似ていることから「虎の尾」という和名が付いています。
暑さと乾燥に強いだけでなく、茎を地中に伸ばして生長します。そのため地上には葉っぱのみが出ている状態で、葉っぱは上に向かって棒状に伸びていきます。
サンセベリアを育てるのに4つのポイントがあります。この4つさえ守れば簡単に元気よく育てることができます。
まずは、日当たりの良い場所に置いてください。
次に水やりですが、土が乾いたらたっぷりあげるようにしましょう。
そして、寒さが苦手なので、冬場は10度以上を保つことのできる環境に避難させましょう。
最後に2年に一度植え替えをします。
たったそれだけのポイントを守ってあげるだけで元気に育てることができます。
そのため、ガーデニング初心者でも非常に簡単に育てることができます。
サンセベリアを育てていく中で、葉が傷んできて、みすぼらしくなってきているという時の復活方法について紹介します。
一度傷んでしまったサンセベリアの葉は元に戻ることはありません。しかし、葉挿しあるいは株分けをしてあげることで復活させることができます。
葉挿しは健康な葉を選んで、切り分け、乾燥させてから土に挿し日数を置くと根が生えます。
それと同様に株分けは、株を小分けし、再度埋めることで復活させることができます。
時間のかかる方法ですが、たくさんのサンセベリアを作ることができます。
ガーデニング初心者向けのサンセベリアの育て方について紹介しました。
もしもの時の復活方法もあるので、気軽に始めやすい植物です。
※トップ画像はPhoto by こゆめさん@GreenSnap