クワズイモは、誰もが手に取りやすい観葉植物として注目されています。葉っぱの形や花が個性的なクワズイモの育て方からちょっとした豆知識に至るまで、紹介していきます。
サトイモ科に属する常緑性多年草の1種です。サトイモと似ているものの、名の通り食用には向かないサトイモ科の植物です。
自生しているものでは、葉のサイズが60cmを超え、中では1mに届くものまでもが存在します。
熱帯地域を中心に、日本でも四国から九州の南部に生息が確認されています。
初心者にも育てやすい観賞植物でもあり、特に難しいこともありません。
基本的にはは室内での栽培となるものの、外で栽培する事も出来ます。
日光を欲するという点では外に分がありますが、寒さに弱いので、一長一短という考えが正しいです。
春から秋は成長期に入るため、肥料を加えた栽培がベストです。
また、水やりは湿り具合を確認し、やり過ぎて花を咲かせるどころか、枯らせてしまわないよう気を付ければ、問題ありません。
クワズイモの大きな葉には、ハダニが多く付着します。特に乾燥している状況下だと湧きやすいため、霧吹きなどで湿度を保つのが対策にもなります。
また、カイガラムシやコナジラミというハエのような虫がたかりやすいため、こまめに確認してケアし、状況によっては室内への避難などをしなければいけません。
綺麗な花を咲かせるためにも、駆除は植物に害の少ないものをできるだけ選びます。
クワズイモには、「復縁」という花言葉があり、傷心しきっている人にも合った植物でもあります。大きな葉っぱと神秘的な花が心をいやすのに一役かって出てくれます。
初心者でも手を付けやすいのというのが、何より接しやすくしている決め手となっています。
※トップ画像はPhoto by tamiさん@GreenSnap