ガジュマルは南国の大木としても有名ですが、家庭でも親しみやすい植物として注目されています。
そんなガジュマルの、水やりの効率のいいやり方などをご紹介していきます。
鳥、コウモリなどの生物の餌でもある、熱帯地方に生息する常緑高木のことを指します。
コンクリートをもろともしない細い気根を持ち、日本では九州南部の屋久島を始めとした島から沖縄に至るまで、多くの箇所で自生しています。
沖縄では精霊が住みつく木としても崇められています。
家庭で栽培するのに適した小型のものも多く、水やり、肥料共にややこしくないため、初心者が始めるのに適した植物でもあります。
飼育用のガジュマルの水やりは、基本的に季節や乾燥などによって変わります。
5月から10月の始まりにかけての暖かい季節の間には、乾燥を避けるためにたっぷりと水をやります。
水のやり過ぎを避け、かつ湿度の上昇に努めるために、霧吹きで全体にかけてあげるのが効率的です。
寒くなり始めると水やりのスパンを2~3日に1度程度にして、乾燥具合によって変えるのがベストです。
肥料も多くやる必要はなく、2カ月に1度程度やるのがちょうど良いです。
ガジュマルは害にも強い植物なので、水のやり過ぎ以外に多くを意識する事はありませんが、特に気を付けるべき問題として挙げられるのが、虫の問題です。
梅雨明けごろから発生するカイガラムシによるべたつき、ハダニの攻撃による色あせなどが特に注意すべき点にあげられます。
どちらも専用殺虫剤があるため、目についた時に駆除を行うのがベストです。
ガジュマルは、家庭も栽培しやすい小型のものが多く、中には盆栽のように作る人もいるなど、インテリアとして飾る人も多くいます。
誰もが思う以上に栽培も簡単で、水のやり過ぎに気を付ければ、害に強いので初めての人にも適した植物です。