1963年に名古屋で自家焙煎珈琲店として創業以来、カフェ&パティスリー、オンラインショップを展開する「カフェタナカ」は、10月9日、日本橋三越本店に関東1号店となる常設店をオープンしました。
田中千尋シェフのこだわりクッキー、人気商品の「レガル・ド・チヒロ」のクッキー缶をはじめ、限定缶や新作のフィナンシェなど、日本橋三越本店ならではの商品をご紹介します。
関東初出店となる「カフェタナカ」は、日本橋三越本店本館の地下1階、東京メトロ三越前駅から直結の「日本橋食賓館」にオープン。
ブランドカラーのやさしいピスターシュグリーンをベースにした外観に、グラデーションのように飾られたパステルカラーの華やかなクッキー缶が彩りを添えています。
「RÉGAL DE CHIHIRO」は、田中千尋シェフが、国内・海外の生産者を訪ね歩き、その目で確かめたものだけを使用した「カフェタナカ」のメインブランドです。
「レガル・ド・チヒロ シュクレ」のピスターシュグリーンにゴールドの文字とロゴを立体的に浮き上がらせた、クラシカルな缶の蓋を開けると、パッチワークのような美しさに思わずうっとり。粉、バター、砂糖、シンプルな素材だからこそ上質なものにこだわり、食材の持つ個性を「生かしきる」味を追求し、フランス菓子の伝統技法に学んだ技術を一枚一枚のクッキーに表現しています。
オープンを記念して限定のクッキー缶 「ビジュー・ド・ビスキュイ プティリオン」がお目見え。日本橋三越本店の歴史や物語、その世界観への敬意をクッキー缶で表現しているのだそう。
缶の蓋を開けてまずパッと目に入るのは、桜=スリジエ(仏語)のクッキー。こちらは本館に隣接した江戸桜通りの桜並木をイメージし、なめらかでほんのり香る桜のジャムをサンドしています。
そして、日本橋三越本店ゆかりの銘店の食材を使用した2種類のクッキーにも注目です。
焼いた小麦粉の香ばしい旨味や、サクッカリッという食感、風味や甘味など、コース料理のようにさまざまな味、香り、食感が織りなすクッキー缶の世界を、ぜひ感じてみてくださいね。
続いては、新作のドゥミセック(半生の焼き菓子)2種類をご紹介していきます。
新作の「フィナンシェ バニーユ・スーペリュール」は、流通が少ない蒜山産ジャージー乳の発酵バターを使用。凝縮された生地の旨味と最高級タヒチ産バニラの香りが口の中にふわ〜っと広がり、幸せな気分に包まれます。
フィナンシェの概念の上を目指す、カフェタナカ自慢のドゥミセックをぜひ味わってみて。
「アマンドゥース・ミエル・ジャポネ」は、飛騨の山奥で多種多様な花々から蜜を運ぶ日本ミツバチから採れた蜂蜜を使用。香り高く繊細で、フローラルさが特徴の蜂蜜です。
季節の花や収穫年度によって華やかに変化する蜂蜜の個性を感じながら、シンプルな生地だからこそのあじわいが感じられます。ひと口食べた瞬間に笑顔になるおいしさですよ♪
2010年から始まったシリーズは、代表作のクッキー缶からはじまり、今ではショコラ缶、ジェラート缶、オリジナル紅茶缶など多岐に渡ります。
クッキーとの相性を追求したオリジナルブレンドの紅茶缶や創業からこだわり続けた自家焙煎珈琲のドリップパックなどもあります。ティー&カフェタイムを優雅にしてくれる紅茶缶と限定缶がセットになったギフトセットもおすすめですよ。
商業の始まりの場所、ここ日本橋で、本物のお菓子づくりの技術を未来に継承するという信念とともに、「心とからだにやさしい、100年愛されるお菓子づくり、東京でも長く愛されるお店づくりを目指していきたい」という千尋シェフからのメッセージでした。