「緑 ・ 環境サステナブル」 と 「食」 をキーワードに豊かで新しいライフスタイルを提案する新しい複合施設「Forestgate Daikanyama(フォレストゲート代官山)」が2023年10月19日(木)、東京都・代官山駅前にオープン。広大な敷地内に「職・住・遊」が隣接しており、世界的に有名な建築家・隈研吾氏がデザイン設計を担当。住宅に囲まれる代官山エリアの中に、緑あふれる柔らかい空間が広がっています。こちらの記事では、中でも注目のカフェや施設を、ことりっぷ編集部がご紹介します。
賑わいと落ち着きがバランスよく共存する街・代官山にオープンした「フォレストゲート代官山」は、賃貸住宅・シェアオフィス・商業施設で構成されたMAIN棟と、サステナブルな生活体験を提供するTENOHA棟の2棟からなる新しい複合施設。
MAIN棟は賃貸住宅・シェアオフィス・商業施設で構成されていて、「働く」「暮らす」「遊ぶ」の異なるシーンが融合します。緑豊かな吹き抜けが広がる敷地内には、住人だけではなく、訪れる人にも新しいライフスタイルを提案する店舗も多数出店。TENOHA棟はカフェとイベントスペースで構成されていて、「緑・環境サステナブル」と「食」を主軸とした代官山ライフを味わうことができます。
敷地内に入ってすぐのTENOHA棟にあるプラントベースカフェ「CIRTY CAFE」では、「地産地消・店舗店消・循環」といった " サーキュラー " を体感できるメニューを提供。カフェの食品残渣を堆肥化した土を利用して近隣農家が育てた野菜や、規格外野菜、店内の植物工場や屋上庭園で育ったハーブなどがメニューに使われています。また、代官山ローカルのお店とのコラボレーションメニューも今後予定されています。
2階には、木の良い香りが漂う木質空間が広がるくつろぎスペースも。木造の建物は、岡山県西粟倉村の間伐材を利用したサステナブル建築です。全国での再生可能エネルギー事業との連携も積極的に行っており、さまざまな切り口の「サステナブル」が一同に介しています。
さらに今後は、誰もが気軽に参加できるイベントやワークショップも開催予定。10月には「こどもハロウィン」、12月にはマルシェが開催されます。最新情報は、公式WEBメディアでチェックしてみてくださいね。
カフェの入り口には、ロスフラワーを主体としたフラワーショップ「ALL GOOD FLOWERS」の花々が並びます。市場で取引されるお花のなかで、傷物や歪んだ形をしたことで弾かれてしまうB品やC品を取り扱っています。
さらに、売れ残った商品や他店舗や企業等で飾りとして活用されていたお花をドライフラワーにした「リプランツ」も購入することができますよ。
続いて、緑豊かな吹き抜けを通り、商業ゾーンが広がるMAIN棟へ足を踏み入れます。デザイン設計は、世界的に有名な建築家・隈研吾氏が担当。従来のように、都心に高層ビルを建てることを目標とせず、新しい分散の形を模索し始める時代の流れを反映したような建築です。
MAIN棟1階にある「食品庫」では、シェフやメーカーがセレクトする商品や、発掘商品を購入することができます。お店に入るとまず目を引くのが、セレクトチーズが豊富に並ぶショーケース。お店の奥には充実したワインセラーもあり、お気に入りのナチュラルワインやクラフトビールを探すことができます。
注目は、お店の中央にある棚。こちらのラインナップはすべて、"シェフズセレクト"。シェフが自宅等で日常使いしてる、お気に入りの調味料などを購入することができますよ。
居住者や企業だけではなく、一般の方もレンタル可能なキッチンスペースも併設。イベントや撮影としての利用もできる、自然光が心地よい多目的スペースです。レンタルの方法や値段など、詳細については公式サイトで随時更新されますので、続報をお待ちください。
MAIN棟1階にある「 喫茶室 / Mary Jane 」は、企画・開発されたばかりのメニューや商品をいただける喫茶室。店内は、人間の肌から着想を得て自然素材でワントーンに仕上げたインテリアと、和洋折衷の独特な世界観が、懐かしくも新鮮さを感じる雰囲気を生み出しています。オープン直後はランチ&カフェ営業がメインですが、今後バー利用もできるようになります。さらに、様々なイベントやPOP UPも開催される予定ですよ。
商業エリアには、他にも「ブルーボトルコーヒー」や「金子眼鏡店」、「ジョー マローン ロンドン」など多数ブランドが集まります。代官山エリアにおでかけの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。