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神戸・元町駅前にある、ひとクセある一皿に出会える大衆イタリアン「LIBERO A」

  • 2023年10月5日
  • ことりっぷ


2022年6月、神戸・南京町からJR元町駅の北側に移転リニューアル。“クラシックを新しく”をテーマに、カウンターがメインの大衆イタリアンに生まれ変わった「LIBERO A(リベロエー)」。ライブ感あるフルオープンキッチンから、貝出汁が香るポテサラや、玉子の黄身だけを使ったカルボナーラなど、創作性の高い料理をいただきます。
JR元町駅から鯉川筋を北へ徒歩3分、創作性の高いカジュアルなイタリアンがいただける「LIBERO A」。2015年に神戸・南京町で創業した1号店「クッチーナ・リベロ」が2022年6月に移転リニューアル。「LIBERO A」と店名を変え、より手軽にイタリアンのアテとワインが楽しめるお店として再始動しました。
ユニークなのは、あえて2つ設けた入口。見つけやすい鯉川筋に面した入口は、よく見ると「LIBERO B」という看板が掲げられています。
路地からぐるりと裏側にまわるとオフホワイトの扉に「LIBERO A」の文字が。
昔のカセットテープのA面とB面のように二面性を表現していて、古き良きイタリアンと個性あふれる創作イタリアン、2つの違った印象を持ってもらいたいという意味があるそうです。
名物と銘打ったメニューは、神戸のホルモン専門店「食副亭」から仕入れた新鮮なホルモンでつくるフィレンツェ風モツ煮ランプレドット。ランプレドットとは、イタリア・フィレンツェの伝統料理のこと。牛の第4胃であるギアラをトマトやセロリなどと一緒にコトコト煮込んでいます。旨みの強いスープは、ランプレドットと共に提供される食事パン・チャバッタを浸していただきましょう。
半熟玉子をのせたポテサラは、旨みの強いバイ貝の出汁がベース。具材としても、やわらかく煮たバイ貝が入っていて、コリコリした食感が新鮮です。貝出汁特有のやさしい旨みが広がるポテサラは、食べるほどにクセになる味わいです。
リベログループの1号店から受け継いだ、大人気メニューが港元町のカルボナーラ。
黄身の色が濃い大分産の「蘭王」を使っているため、オレンジがかった色が印象的です。1皿につき卵2個分の黄身を使い、玉子の甘さを最大限引き出す温度帯で火を入れているそうで、パスタに甘い玉子ソースが絡んだ斬新なカルボナーラです。
トッピングされた自家製のパンチェッタは、表面がガリッと香ばしく、中はしっとりした絶妙な焼き加減。パンチェッタの旨みと塩味が、玉子の甘さを際立たせています。
ワインは20種以上あり、どれも3000~4000円と手ごろな価格帯。グラスワインも赤白各3種、スパークリング・ロゼ・オレンジワインが各1種用意されているので、ワインに詳しくない人でもオーダーしやすいと喜ばれています。
ここ「LIBERO A」は、神戸・元町界隈で話題のリベログループのひとつで、ほか割烹イタリアン「葵リベロ」、カジュアル居酒屋「お晩酌 リベロ前」を展開しています。
少しずつコンセプトが違うため、気分に合わせて選んでみては。それぞれ徒歩圏内にあるので、ハシゴするのも楽しそうです。

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