旅の思い出として、友人・知人・同僚などにプレゼントしたくなる全国各地のステキな「おみやげ」をピックアップ。今回は、佐賀のおみやげ「ちゃわん最中」をご紹介します。
佐賀県の有田町といえば「有田焼」という、歴史ある伝統産業が受け継がれてきた地域。「ちゃわん最中」は、その有田焼のふた付きちゃわんの形をした最中の皮と、風味豊かな「つぶあん」の瓶詰がセットになった佐賀の魅力を凝縮したお菓子です。
かつて有田焼の窯元さんや商社さんが出張の際に持っていくなど、この地域ならではのお土産として親しまれていたちゃわん最中。お店の閉店と共に一度は姿を消してしまいましたが、その後二十数年の時を経て、まちづくり団体の「灯す屋」が装いを新たに復活させました。ちゃわん最中の売上は、地域のまちづくり事業に還元されているそうです。
ちゃわん最中は、その見た目からも一目で美しさが伝わります。ちゃわんの形をした最中の皮にご飯をよそうように、好みの量の餡を入れて楽しむスタイル。パリッとした最中の皮は、ひと口食べると香ばしさが広がります。
中に入れる餡は、佐賀を代表する老舗菓子店「鶴屋」のつぶあん。風味豊かで滑らかなつぶあんは上品な甘さが、香ばしい最中の皮との相性がぴったり。瓶詰めになっているため、いつでも新鮮な状態で楽しむことができます。
ちゃわん最中を楽しむ方法は無限大。餡の上にバターやナッツ、果物などを添えて、自分だけのアレンジができるのも魅力的です。特別な日のプレゼントだけではなく、友人や家族に贈っても喜ばれそうです。
今回ご紹介した「ちゃわん最中」は、灯す屋の事務所やオンラインショップで定期的に販売されています。有田焼の豆皿とのセットや佐賀県のふるさと納税の返礼品としても申し込みができるので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。