エレベーターの扉が開くと目の前に広がる、ナチュラルなインテリアで統一されたダイニング空間。今回紹介するのは、都会の雑居ビルの一角に広がる、シンプルだけれど素材や製法を追求して料理やデザートを創作するオールデイダイニング。モーニングやランチなど、リラックスして美味しいものが楽しめる場所をご案内します。
2023年春にオープンした「pigment」は、名古屋・栄にあるビストロ「μ（ミュー）」が手掛ける、モーニングやランチが人気のカフェ＆ダイニング。ペールカラーで統一されたリラックスムード溢れる空間が広がっていて、窓際の席からは心地よい日差しも。ソファ席やカウンター席などもあり、名古屋の街中で暮らす人、ホテルステイをしている人など、あらゆる人に特別な時間を与えてくれる、心地よい空間が広がっています。
こちらで楽しめる朝ごはんは「グラノーラ」と「フレンチトースト」。どちらも、10種類以上ある食材の中から好きなものをトッピングして、自分好みのプレートにカスタマイズすることができます。季節のフルーツや巣蜜などヘルシー＆ナチュラルな食材のほか、自家製のバニラアイスやベーコンなども。
カフェタイムに楽しめるのは、パティシエが目の前で仕上げてくれる季節のパフェ。パフェをいただくときはカウンター席へ案内され、カウンター越しに目の前でパフェを作ってくれます。まずはパフェの材料をずらりとカウンターに並べて食材をご案内。
この夏のパフェは桃がテーマ。フレッシュな桃のほか、桃のコンフィチュール、桃の葉を加えたクランブル、桃の皮を乾燥させたものなどがあり、それを絶妙なバランスで器に組み立てていくことで、桃を丸ごと楽しめるようにと創作しています。
最後に繊細に型抜きした焼き菓子と日本酒をアクセントにして深みを加えた桃のアイスクリームを重ねて完成。パフェが出来上がるまでの様子を眺めたり、パティシエの方とお話しするひとときは、いつもとは違う特別なデザートタイムを演出してくれますよ。
