
世田谷通りから一歩路地に入った場所にある「camel(キャメル)」は、2021年5月にオープンした胡麻キーマカレー専門店。胡麻油をたっぷり使用したキーマカレーをベースに、複数の薬味をトッピングしてオリジナル胡麻キーマを楽しむことができます。自分だけの好きなカレーの味を見つけてみてはいかが。
世田谷線・上町駅から徒歩7分。世田谷通りを東京農業大学方面に歩いていき、松ヶ丘交番交差点の路地を一本入ったすぐの場所に佇むのが胡麻キーマカレー専門店「camel」です。住宅街の中に、真っ白な建物が一際目を引くこちらのお店では、ランチで胡麻キーマカレーが味わえるほか、夜はBarメインの営業形態に代わりお酒を飲みながらカレーを楽しむことができます。
店内は大理石のカウンターにアジアンテイストの椅子など、温かみが感じられる雰囲気。オーナーでグラフィックデザイナーの田中裕亮さんは、「スパイス系が苦手な自分の父親でも食べられるような優しい味わいのカレーを作りたいと思っていました。食べると思わずホッとする喫茶店のカレーをイメージしながら、胡麻油をたっぷり使い味噌や甘酒をプラスして和風テイストに。大葉やミョウガなど胡麻キーマに合うようなトッピングのイメージもどんどん広がっていき、完成したのが胡麻キーマカレーです。」と話します。
キュートなラクダのロゴマークは、田中さんが以前知り合いのお店を間借りして開いていたカレー店の看板メニュー・ナッツチキンカレーが、ラクダの色に似ていたことから名付けられたのだそう。「camelにはナッツチキンカレーがメニューにありませんが、キャッチーなラクダをロゴマークにすることで親しみやすさを感じていただければ。」(田中さん)
胡麻キーマカレーは、基本の「胡麻キーマカレー」(1000円)に、10種類以上のトッピングを選ぶスタイル。おすすめは、大葉(100円)、ミョウガ(120円)、万能ネギ(80円)、パクチー(150円)をトッピングした「薬味キーマ」です。
出汁や味噌で煮詰めた胡麻キーマカレーは、濃厚でコクのある味わい。トッピングの大葉のさわやかな風味やネギ、ミョウガのシャキシャキした辛味が楽しめてキーマと薬味の相性も抜群です。丸く盛り付けたご飯にカレーが盛り付けられているかわいらしい見た目も◎。
ライスをレモンライスに変更(400円)することもできます。こちらは、レモンライスに胡麻キーマと卵黄をのせ、人参ラペ、パクチー、青唐辛子ピクルスを添えた一皿。ほどよい苦みと爽やかな酸味のレモンライスに、コクのある胡麻キーマがよく合います。それぞれのトッピングをアレンジして好きな組み合わせを見つけてみて。
胡麻キーマカレーと一緒に「自家製マンゴーラッシー」はいかが。フルーティーなマンゴーピューレに少しクミンを加えてスパイシーな風味も楽しめるラッシーは、甘さと酸味のバランスが良くとろ〜りまろやか。デザート感覚でちょっぴり贅沢に味わうことができますよ。
18時からはバータイムになり、キーマをつまみながらお酒を楽しむことができます。他にはないこだわりの胡麻キーマカレーを一度味わってみてくださいね。