
もくもくとした真っ白な雲をモチーフにしたスイーツ「KUMO®(クモ)」は、日本橋にあるマンダリン オリエンタル 東京のエグゼクティブ ペストリーシェフが創作したオリジナルスイーツ。蝶や季節のモチーフがあしらわれ、内側は季節のフルーツなどを使ったムースやクリームが重なる人気のケーキです。歴史のあるビルが建ち並ぶ日本橋の雰囲気を楽しみながらホテルオリジナルのブレンドティーとともにのんびりと味わってはいかがでしょうか。
歴史の交錯する街・日本橋にあるラグジュアリーなホテル「マンダリン オリエンタル 東京」。高層ビル38階のフロントからは、眼下に東京の街並みを見渡す眺望も楽しめる5つ星ホテルです。そんなホテルの味が気軽に楽しめる「ザ マンダリン オリエンタル グルメ ショップ」が立ち寄りやすい1階の大通り沿いにあり、オリジナルのケーキやチョコレート、焼きたてのブレッドやサンドイッチなどグルメアイテムが華やかに並びます。
銀座へと続く大通り沿いにあるグルメショップは、ガラス張りの明るいお店です。このホテルをよく利用するお客さんに人気なのが福建省産の最高級烏龍茶にベルガモットの香りを加えた「マンダリン オリエンタル 東京 ブレンドティー」。スッキリとした味わいの中に品のいい香りの漂うお茶はホテル内のイタリアンや広東料理のお店で提供されるほか、客室にもボトルで用意されているのだそう。ボトル入りドリンクのほか缶入りの茶葉はプレゼントにも最適です。
お店の奥へと進むと旬のフルーツを使ったケーキやマカロンが色とりどりに並びます。「蝶に乗せて幸せをお届けしたい」というパティシエの思いから、チョコレートでかたどった蝶をあしらったケーキも登場します。
かわいい丸テーブルのあるイートイン席ではクロワッサンやデニッシュなどの購入品をゆっくり楽しめます。バリスタの淹れる「オリジナルコーヒー」(506円※テイクアウト496円)や「マンダリン オリエンタル 東京 ブレンドティー」(407円※テイクアウト399円)、「抹茶ラテ」(660円※テイクアウト648円)などドリンク類も充実、気になるケーキを選んでみてはいかがでしょうか。
取材で伺った初夏のおすすめは「マンゴージャスミン」と「ブルーベリーチーズケーキ」でした。どちらも高級フルーツをふんだんに使って見た目以上に豊かな味わい。リッチな気分になりますよ。
このショップ一番のベストセラーがエグゼクティブ ペストリーシェフであるステファン・トランシェ氏の手掛ける「KUMO®」です。空に浮かぶ雲を食べてみたら…という子供の頃に誰もが描くような発想から作り上げたというケーキの内側は、旬の素材を使ったムースをメインにクリームのなどの層が重なり、その外側を極薄のホワイトチョコレートで包む繊細な手作業で仕上げていきます。ぜひ外側と内側の食感の違いも楽しんで。
ケーキ内側のムースは季節によって変わり、これまでもイチゴやチョコレート、マロンなどのほかクリスマスやバレンタインには特別な限定フレーバーもお目見え。フォークを入れるたびに新鮮な感動に出会えます。
お店の外にはパリの街角にありそうなテラスがゆったりと広がり、クロワッサンとクロッツェルの生地に具材をたっぷり挟んだサンドイッチなどで軽めのランチを楽しむこともできます。
このショップのあるビルのすぐ横は重要文化財に指定されている三井本館、裏手には明治時代に建てられた西洋式建築の日本銀行があり、重厚でいて洗練された建物が軒を連ねます。こうした歴史を感じる建物を見ながらの散策も楽しい日本橋エリア。ぜひゆっくりとした時間を過ごしてくださいね。