全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。おうちでのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は京都府の「栗のテリーヌ」をご紹介します。
そのずっしりとした重みに驚く「栗のテリーヌ」は、総重量の約6割が栗というほどに、栗をふんだんに使ったパウンドケーキ。
しっとりした生地いっぱいに詰まった栗は国産、ヨーロッパ種の栗、アンデス栗の3種類。栗の甘さは控えめで、ブランデーの香りが上品に漂います。栗ならではのソフトな歯ごたえとなめらかな口当たりが活かされています。
大正元年に建てられた旧松村家住宅の主屋が本店の「足立音衛門」があるのは、京都北部の福知山市。栗好きの店主が“ケーキの断面いっぱいに栗が顔を出すケーキを焼きたい、ホクホクとした栗の食感と、素材としての栗そのものを味わって欲しい”という想いを込めて考案したのが「栗のテリーヌ」です。
2021年10月には、廃校となった小学校の校舎を利用したオープンファクトリー「里山ファクトリー」がオープン。イートインスペースもあり、買い物も休憩も楽しめます。
福知山を含む丹波地方は栗の名産地。栗にこだわる名店ならではの味わいをじっくり楽しんでみませんか。