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長野県松本の「peg」で、ハーブが香る自家製ソーセージのホットドックと自然派ワインのランチはいかが?

  • 2021年7月1日
  • ことりっぷ


なまこ壁の蔵を利用したクラフトショップやカフェが建ち並ぶ長野県松本市の中町通り。その路地裏に佇む「peg」(ペグ)は、フランスの自然派ワインとシャルキュトリー、スペシャルティコーヒーが味わえる穴場のグルメスポットです。数種類のハーブ入りソーセージを挟んだこだわりのホットドックは、ランチにぴったりですよ。
JR松本駅から徒歩10分ほどの中町通りは、昔ながらのなまこ壁の土蔵が軒を連ね、ノスタルジックな雰囲気を醸し出す人気のストリート。松本民芸家具のお店や木工クラフトを揃えた雑貨ショップ、カフェやレストランなどが建ち並び、松本を訪れる多くの観光客が立ち寄るスポットです。
そのメインストリートから1本入った路地裏にひっそりと佇む「peg」は、約7坪の店内にカウンター席とスタンディングカウンターを備えた小さなお店。厳選された自然派ワインやスペシャルティコーヒー、自家製シャルキュトリー(ソーセージやパテなどの加工肉)が評判で、地元はもちろん、県外からも足繁く通うリピーターが多いお店です。
お店は菅沼博文さんと摩利子さん夫妻が営んでいます。松本出身の2人は、東京のワインバーやカフェで経験を積み、地元にUターンして2016年にお店をオープンしました。
ご夫婦はともにアウトドア派で、キャンプが共通の趣味なのだそう。店名の「peg」とは、テントを立てる時に地面にさすペグのこと。店内にもカラビナやダッチオーブンなどのアウトドアの道具が使われていて、キャンプの要素があちらこちらに散りばめられています。
人気メニューのペグドッグは、複数のハーブを練り込んだ自家製ソーセージを、人気ベーカリー「木村製パン」のオーガニックマスカットレーズンパンで挟んだこだわりの一品です。
パンマニアの間で評判の「木村製パン」の、噛むほどに小麦の味わいが感じられるシンプルなパンと、スパイシーで肉肉しい自家製ソーセージの相性は抜群。パンに入った干しぶどうの甘酸っぱさがソーセージの塩味と旨味を引き立てていて、ホットドッグの概念が変わってしまうほどのおいしさ。ワインやコーヒーにもとてもよく合いますよ。
ワインはソムリエの資格を持つご主人がセレクトしています。フランス産の自然派ワインをメインに取り揃えていて、ほかではあまり見ないようなレアな造り手のワインも。好みの味や苦手な味を伝えればおすすめのワインを出してくれるので、気軽に相談してみてくださいね。
夕方早めの時間に訪れて、パテや豚肉のリエットなどをつまみながらのんびりとワインを味わえば、旅先での極上のひとときが過ごせそう。アウトドア好きなお客さんも多く、初対面のお客さん同士が山やキャンプの話で盛り上がることもあるそうですよ。
アウトドア派に好評なのが、pegで提供しているワインの量り売りです。登山やキャンプに出かける前にお店に立ち寄って、ワインを購入していく人も少なくないのだとか。軽量でコンパクトに収納できる、ワイン専用のソフトボトルも販売しているのでとても便利ですよ。
専用のソフトボトルを使うと空気に触れずにワインを保存することができ、酸化しにくいというメリットも。自宅の冷蔵庫でワインを保存するのにもおすすめです。

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