富士山の麓・富士宮市にある「れっどぱーる」は、幸せの苺作りをモットーにした完熟紅ほっぺを育てるいちご農園。一般には出回らない大粒いちご“でかほっぺ”を販売することもあり、週末になると遠方からたくさんの人が訪れます。5月上旬まで楽しめるいちご摘みは、60分間たっぷり食べ放題。併設されたカフェでは、甘みがギュッと詰まった完熟いちごをスイーツを1年中楽しめます。
新東名「新富士I.C」から車で約20分。「れっどぱーる」は、雄大な富士山と桜を同時に楽しめる潤井川のすぐ近くにあります。
ここは創業13年目を迎えたいちご農園。「たった1粒でも感動するような、本当においしいいちごを届けたい」という思いで、静岡生まれのいちご“紅ほっぺ”を1粒1粒丁寧に育てています。
ハウスに入ると、えも言えぬ甘い香りにうっとり!ぽかぽかのハウスには、富士山のバナジウム水で育てられた、甘くて香り高い「紅ほっぺ」がたわわに実をつけています。
こちらで栽培しているいちごは、すぐに収穫せず、完熟した状態になるまで見極めてから収穫するのがポイント。毎年1月中旬~5月上旬の間は、その完熟いちごを食べ放題で楽しめるとあって、県外からも多くのお客さんが訪れます。
さらに1月から2月にかけて、一気に栄養を吸収して大きく成長した「でかほっぺ」に出会えるのも楽しみのひとつ。スーパーで見かけるいちごの3~4倍ほどの大きさがあり、食べ応えは抜群。一口ほおぼると、濃い甘みがじゅわっとあふれ出します。
いちご摘みに加えて、さらなるお楽しみも。農園併設のカフェでは、通年を通して甘い完熟いちごスイーツを味わうことができます。
「れっどぱーる」は、来場者の投票により決まるグルメコンテスト「ふじのふもとグルメグランプリ」で3年間連続1位となり、殿堂入りを果たしたことでも有名。いちご好きなら、ぜひ食べてみたい至福のメニューが揃います。
スイーツの一番人気は、完熟いちごをふんだんに使用した「パフェ」。いちごをミキサーにかけて水飴とからめたソフトクリーム、プチどら焼き、どら焼きの皮が入っていて、贅沢な和の味わいがぎゅっと詰まっています。
食感が楽しいいちご飴は、「でかほっぺ」と「こつぶあめ」の2種類を用意。どちらも凍らせたいちごを使っているため、噛むと外はパリッと中はシャリシャリ。ひんやり冷たい新食感のいちご飴は、これから暖かくなる季節にぴったりです。
ジューシーな大粒いちごを閉じ込めた「いちごサンド」も人気の一品です。上質な生クリームとみずみずしさ満点のいちごがベストマッチ♪ ツヤツヤいちごの断面は、思わず見惚れる美しさです。しかも、お値段300円とリーズナブル。
とっておきのお土産を探すなら、いちごの形をそのまま残した「食べるジャム」がおすすめ。口に含むと、つぶつぶとしたいちごの食感が心地良いアクセントに。バニラ風味が隠し味となって、いちご本来の豊潤な味わいが楽しめます。
摘んで、食べて、甘い幸せに包まれる「れっどぱーる」。春の休日、静岡でいちごの思い出づくりをしてみませんか?