京都・北白川にある「そうげんカフェ」。どっしりとした木の扉を開けると、明るくナチュラルな空間が広がります。カレーやパフェ、ケーキなどお店のメニューはひとつひとつ丁寧に手作りされたもの。やさしくほっこりとした料理や空間は、つい長居してしまいそうです。
「そうげんカフェ」は、京都芸術大学からほど近くにあります。白を基調とした店内には、木のあたたかみを感じるアンティークのテーブルや椅子、棚などのインテリアが。また、入り口や店内のところどころにある緑の植物やドライフラワーにも癒されます。
アンティークや植物はオーナーによるもの。カフェの隣にある姉妹店「sowgen brocante(ソウゲンブロカント)」では国内外から仕入れた古道具がたくさんあるので、カフェに行く際はぜひ一緒に訪れてみてくださいね。
フードメニューはカレーがメインで、中でも「ポークキーマとバターチキンのあいがけカレー」が人気です。
ポークキーマカレーは、玉ねぎ、にんじん、しょうが、にんにくなどたくさんの野菜をじっくり炒め、ターメリックやクミンなど5種類のスパイスをブレンド。スパイスが効いている中にも野菜の甘みを感じるカレーです。
一方、バターチキンカレーは、トマトベースでスパイスが控えめ。トマトの酸味やバターの風味が豊かでまろやかなので、特に女性からの人気が高いのだとか。
ピクルスや甘辛く味つけした福神漬、じゃがいもにスパイスを絡めて炒めたザブジなど、バラエティー豊かな付け合わせもすべて自家製。ご飯は雑穀米、彩り野菜がたっぷりと添えられているのも、うれしいですね。
スイーツは、ケーキやパフェといったメニューが楽しめます。
「ほうじ茶とレモンのパフェ」は、ちょこんとのったはりねずみのクッキーが愛らしい一品。
器に美しく盛り付けられているのは、ドライレモン、ほうじ茶とレモンのシャーベット、ほうじ茶プリン、ジンジャーゼリー、レモンカード、塩クランブルなど、すべて自家製のもの。食べ進めていくごとに出会うさまざまな味にわくわくします。さわやかなレモンの風味と控えめな甘さで、すがすがしいあと口のパフェです。
パフェにのっているはりねずみのクッキーは、黒糖の優しい甘みが広がる素朴な味わいで、店内で購入することも可能。ほかにも抹茶やアーモンド、バタークッキーといったクッキーが並んでいます。缶に詰め合わせたクッキー缶も要予約で販売しているので、プレゼントにもおすすめですよ。