全国各地のおいしい・かわいいお菓子を紹介する「毎日おやつ」。おうちでのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みが詰まった逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は宮崎県の「へべすゼリー」をご紹介します。
へべすゼリー…?。聞きなれない言葉が書かれたパッケージの中にはつやっとした淡黄色。どんな味なんだろうとワクワクしながら飲むと、おだやかな酸味とほどよい甘さを活かした爽やかな味わいと、とろんとやわらかな口あたり。へべすを皮ごと絞って作るジュースから作られているので、すっきりした香りも楽しめます。
「へべす」とは、日向市で栽培されている柑橘。見た目はかぼすやスダチに似ていいます。江戸時代に発見して育てていた人の名前にちなみ「平兵衛酢(へべす)」と名づけられました。アミノ酸成分も多く含まれていることから、美容や健康の面からも注目されています。
「へベスゼリー」を手掛けているのは宮崎県の海側に面した高鍋町にある「ひょっとこ堂」。『農作物加工でハッピーフードライフをつくる!』を合言葉に、宮崎県の柑橘として人気上昇中のへべすを使ったシロップやジャムや、同じく特産の宮崎マンゴーのゼリーやジュースを製造しています。
ゼリーを通してまだ見ぬへべすを味わうと、宮崎に親近感が増したような気がします。体に必要なビタミンCやアミノ酸が含まれているので、ちょっと疲れてるかな?という日のおやつとして食べると、午後もすっきり過ごせそうです。