横浜中華街や山下公園、横浜赤レンガ倉庫など、魅力的なスポットが多くあり、観光地として有名な神奈川県横浜市。東京に近い大都市である横浜ですが、じつは市域面積の約7%※は農地で、住宅地と農地が融合した全国的にも珍しい地域です。そんな横浜市では、野菜を筆頭に果物や小麦などさまざまな農作物が栽培されています。
そのうち、生産量がそれほど多くないお米は、自家消費が主で、市内のお店でもほとんど販売されないそうです。そんな貴重な横浜産のお米を使った〈横濱お米かりんと〉が、近年じわじわと知名度を高めています。
横濱お米かりんと詰合せ 9袋入(3種類×3袋)1080円
〈横濱お米かりんと〉は、横浜市のお米屋さん〈ミツハシライス〉が開発した地産地消のお土産シリーズです。横浜市産のお米を100%使用した米粉のかりんとうで、2021年の販売以来、横浜の新しい定番土産として注目を浴びています。
生地のところどころに米粒がそのまま練り込んであるので、カリカリとした食感とともに、お米の風味を味わえるのが特徴。味は「珈琲」と「麻辣」、2022年12月に発売が開始された「はちみつ」の3種類です。2023年9月13日より、この3種類を詰め合わせた特別なセットも発売されています。3種類の味が3袋ずつ入っているので、お配り用のお土産としてもおすすめですよ。
※横浜市役所「横浜の農業力」より参照
横浜にゆかりのある3種類の味わい「珈琲」「麻辣」「はちみつ」の3種類は、地元の素材を使うなどそれぞれ横浜にゆかりのあるフレーバーに仕上げています。
「珈琲」は、横浜から始まったといわれるコーヒー文化をイメージしてつくられたフレーバー。1957年に横浜で誕生し、長年愛され続けている老舗ロースター〈三本珈琲〉のコーヒーを使用しています。豊かなコーヒーの香りとともに、きび糖と三温糖の程よい甘みが感じられ、ブレイクタイムにもぴったりの味わいです。塩がけアーモンドとの相性も抜群!
横浜中華街を思わせる、ピリッとした辛さが魅力の「麻辣」。唐辛子と花椒の辛味だけでなく、玉ねぎピューレとパプリカピューレの旨みが効いていて、食べる手が止まらないおいしさです。風味豊かなバターピーナッツ入りで、お酒のおつまみにも最適!
「はちみつ」は、市内にあるはちみつ屋さん〈ちぼり道〉の「さくらはちみつ」をたっぷり使用しています。「さくらはちみつ」は横浜市内のさくらの花から採蜜したはちみつで、優しい甘みと香りが特徴です。塩がけアーモンドと一緒に食べると、甘辛い味がクセになりますよ。
地元のお米をふんだんに使った、横浜市限定の商品〈横濱お米かりんと〉。新しい横浜のお土産としてぜひ注目してみてくださいね。
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横濱お米かりんと詰合せ
Web:商品サイト
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Ayumi Otaki
大瀧亜友美
おおたき・あゆみ●山形県出身。広告制作会社や出版会社での勤務経験を活かして、フリーライターへ転身。WEBや紙媒体で編集から取材、執筆まで幅広く行う。旅や料理、植物など心を豊かにしてくれるモノやコトが大好き。