1年で最も暑い時期ですが、ゆっくりできる夏休み。
2016年はちょっとお疲れ気味?!…そんな方には旅行もいいですが、今年の夏は、お家でゆっくり過ごしてみるのもいいかもしれません。
ゆっくり時間を取れるこの夏休みに、日常の疲れ、心と体のストレスを取り、夏休み明けにはリフレッシュさせて、また頑張れたらいいですね。
お家で時間をかけてできる一例として2つの方法をご紹介します。参考になれれば嬉しいです。
【呼吸法とは】
近頃よく耳にする“呼吸法”をご存知でしょうか。
呼吸の仕方によって、身体の機能を向上させたり、心の働きを活発化させたり、心身全体の調和をもたらすことが目指せるんです。
忙しい日常では浅い呼吸が習慣化してしまい、ゆっくりと深呼吸をすることを忘れてしまいがちです。
私たちの身体は呼吸で酸素を取り込み、吸った酸素は脳や内臓、エネルギーをつくるために、血液とともに全身に運ばれます。浅い呼吸では体内に取り込む酸素の量が少ないので、細部まで行き届きにくく、結果、自律神経も乱れやすくなってきます。
【ゆっくり時間をかけて自分のペースで】
腹式呼吸、胸式呼吸、丹田呼吸法…呼吸法にはいろいろありますが、共通しているのは呼吸に集中してみるということです。そして日常で浅い呼吸が習慣化していて呼吸に関して全く意識していない場合、マスターするのに意外と難しいということです。
そして習得するのに、単に呼吸だけに集中してマスターするよりは、何かを通しての方が体に覚え込ましやすいです。
腹式呼吸ではボイストレーニング、ヨガ、胸式呼吸ではピラティス・ラジオ体操など、自分が興味ある分野を通しての方が、楽しくマスターしやすいですよね。
日常でレッスンに通うのもよしですが、数回ではなかなか習得できないものです。
また日常で通っていても、通える回数が少なく期間が空いてしまうと、こういう体で覚え込ませるものは意外とできていなかったりするものです。
波の音や森の中など、自然の音が入っているCDをかけたり、好きな音楽をかけたりして、ゆったりとした気分で、ゆっくりお家で時間をかけて、自分のペースで行うと、心と体もリラックスできます。
日常で心と体にストレスがある場合、ゆっくり眠れていない可能性が高いです。
お家でゆっくり過ごせる夏休みに、日常ではお家で時間をかけてできないこと、時間をかけてしてみたいと思っていたことを、時間を忘れるぐらいに好きなだけ没頭してみるのもいいですね。
読書や写真の整理、詩を書いてみたり、何かを作成してみたり…自分が本当にやりたいことを心が満足できるまでやってみる、そうするとぐっすり眠れますよ。
そんな夏休みには、目覚まし時計も設定せず、自然に目覚めるまで眠るというのもいいですね。内臓の働きや免疫力も高まり、心と体の疲れが減ることは間違いなしです。お肌にとってもいいですね。
私は子供の頃にストレスのかかる環境で、心と体に不調が起こる経験を長くしました。だからこそ人一倍、心地よい感覚を求めて生きる傾向にあり、本当に自分がやりたいことに携わることが、自分らしく生きることにつながり、心と体が健康でいられると感じています。
ストレスがあるのか、何が心地よいのか…日常が忙しすぎると、それさえも分からなくなることがあるものです。仲間と楽しくワイワイ過ごすことも素敵ですが、お家でゆっくり時間を取り、何事にも束縛されず、1人で時を満喫すると何かしらの発見があり、意外とこちらも素敵ですよ。