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「イルカ・クジラ」 Q&A解説

読み:
いるか・くじら
英名:
Dolphin and Whale
  • Q: イルカとクジラの違いは?
    イルカとクジラはどう違うのだろうか?

    A: クジラ目に属する哺乳類のうち、大人の全長が4mより小さいものが「イルカ」と呼ばれ、大きいものが「クジラ」と呼ばれる。つまり、イルカとクジラを分けるのは大きさの違いであり、はっきりとした基準があるわけではない。たとえば、シロイルカは最大で体長5.5mにもなるが、日本ではイルカと呼ばれている。クジラ目は「くじらひげ」をもつヒゲクジラ類と歯のあるハクジラ類とに大別され、肉食のイルカやシャチはハクジラ類に属する。

  • Q: 世界で捕鯨を行っている国は?
    日本は調査捕鯨を行っているが、ほかに捕鯨を続けている国はあるのだろうか?

    A: 国際捕鯨委員会(IWC)が管理の対象としているのは、シロナガスクジラやミンククジラなど13種の大型鯨類だ。日本はかつて商業捕鯨を行っていたが、IWCの一時停止採択を受けて1988年から調査捕鯨のみを行っている。ほかにも捕鯨を行っている国はある。IWC加盟国では、ノルウェーが異議申し立てを提出してミンククジラの商業捕鯨を継続している。アイスランドはIWCを一旦は脱退したが再加入し、ミンククジラなどの商業捕鯨を行っている。非加盟国では、カナダがホッキョククジラを、インドネシアがマッコウクジラの商業捕鯨を実施している。なお、先住民族が生存していくために行う捕鯨や、小型捕鯨などはIWCによる管理の対象外だ。

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