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「カーフリーデー」 Q&A解説

読み:
かーふりーでー
英名:
Car Free Day
  • Q: カーフリーデーはいつどこで始まった?
    欧米や日本など世界各地で行われているカーフリーデー。いつ、どこで始まったのだろうか。

    A: カーフリーデーは、1998年にフランスのある若者が呼びかけて始まった。それ以来、同国はもとより欧州全体で実施されるようになり、2000年からEU(欧州連合)による取り組みとして本格的に行われるようになった。毎年9月22日をカーフリーデーと定め、市街地でマイカーの使用を抑制し、バスや電車など公共交通機関の使用や、徒歩や自転車による移動を呼びかける。カーフリーデーを含む9月16日から22日までの一週間は「モビリティ・ウィーク」と名づけられ、世界各地でさまざまなイベントが行われる。日本では今世紀に入ってから市民団体や地方自治体による取り組みが本格化し、地域によって「ノーカーデー」と呼ぶところもある。

  • Q: マイカーの代わりになるものは?
    自家用車など自動車の代わりにどんな交通手段を使えばよいのだろうか。

    A: 自動車は現代社会においてなくてはならない交通手段だが、走行時に多くの燃料を消費し、大気汚染物質や二酸化炭素(CO2)などを排出し、騒音や振動を発生する。また、過度な使用は渋滞を引き起こす。自動車が都市環境へ与える影響を少なくするには、近場での移動時にマイカーではなく徒歩で済ませたり自転車に乗ったりするのが効果的だ。また、郊外など少し遠くへ行くときもできるだけバスや電車などの公共交通機関を使うようにすると、環境への負荷を小さくすることができる。一方、個人による取り組みだけでなく、国や地方自治体による自転車道や駐輪場の整備など、環境にやさしい都市づくりも欠かせない。

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