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「カーフリーデー」 詳細解説

読み:
かーふりーでー
英名:
Car Free Day

自動車は現代社会において欠かせない交通手段だが、ほとんどの車は走行するのにガソリンや軽油などの燃料を消費する。エコカーの普及が進みつつあるものの、窒素酸化物(NOx)などの大気汚染物質や地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)などを排出し、走行時には騒音や振動などを発生する。自動車の使用が渋滞などの都市問題を引き起こす場合も多い。「カーフリーデー」は、都市の中心部などで自動車の使用を制限することで、自動車の利用が都市環境へ与えているさまざまな影響について多くの人に関心をもってもらい、都市交通のあり方を考える機会にするキャンペーンだ。

カーフリーデーは1998年にフランスで始まり、2000年からEU(欧州連合)による取り組みとして本格的に行われるようになった。毎年9月22日をカーフリーデーと定めて、市街地の特定地域内でマイカーの使用を抑制する。その代わり、バスや電車など公共交通機関の使用や、徒歩や自転車による移動を呼びかける。これにあわせて、公共交通機関の運賃割引や一部無料化、自動車やタクシーの相乗り、自転車道や駐輪場の整備、自転車貸し出しなどに関する普及啓発を行う。また、環境や都市交通に関するイベントなどが開催されるところもある。

カーフリーデーは都市単位で行われ、地方自治体やNGO/NPOなどの市民、企業などが協力して運営にあたることが多い。カーフリーデーは一日限りだが、ヨーロッパでは2002年からカーフリーデーを含む一週間を「モビリティ・ウィーク」と名づけて、各地でさまざまな取り組みが行われている。ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデーには、2010年の実績で世界中の2200を超す都市が参加した。2014年のモビリティ・ウィークのテーマは、“Our Streets, Our Choice""(私たちの道は、私たちが選ぶ)だ。

日本には、ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデーの国内における拠点組織として、カーフリーデージャパンがある。カーフリーデーではなく、「ノーカーデー」という名称を使う自治体や市民団体もある。また、京都や仙台など、全国各地でカーフリーデー関連のイベントが行われている。アジアでは、中国やモンゴル、韓国、台湾などでキャンペーンが実施されている。

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