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「サマータイム」 Q&A解説

読み:
さまーたいむ
英名:
Summer Time(daylight saving Time)
  • Q: サマータイムに賛成する人はどれくらいいるの?
    どのくらいの国民がサマータイムに賛成しているのだろうか?

    A: サマータイムは、4月から10月など春から夏の間に、時計の針を1時間進める習慣を制度化することだ。サマータイムに関する世論調査は、戦後はじめて導入された際に行われた1回目の調査以来、さまざまな機関で数度にわたって行われている。1980年に行われた内閣府調査では「サマータイム」に「賛成」が約42%、「反対」が約35%、「わからない等」が約23%となっていたが、1998年の総理府の調査では「賛成」が約54%とはじめて50%を超えた。2005年に(財)経済広報センターが行った国政モニター調査では、国民の64%がサマータイム制導入に賛成(条件付きを含む)と答えている。賛成理由では、「省エネ効果」「地球温暖化対策」を期待する回答が、「余暇を楽しみ、スポーツ、自然に親しむ」を上回った。反対理由には「労働時間の増加の恐れ」「現状に問題なく導入の必要性を感じない」といったものがある。

  • Q: サマータイム導入による省エネ効果は?
    サマータイムには、どの程度の省エネルギー効果があるのだろうか?

    A: 春から夏の間に時計の針を1時間進めるサマータイム制度には、環境面で、エアコンの使用が抑えられる、夕方の照明を節約でき二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出を抑えられるなど、地球温暖化の防止に役立つといわれている。(財)社会経済生産性本部が発足させた生活構造改革フォーラムによる、2006年を対象にした試算結果によれば、原油換算で約91万kl、CO2では約39万tの節約となる。同試算では、サマータイム導入による省エネ効果として、たとえば、「明るい時間帯の就業時間が増えれば、企業のオフィス照明にかかるエネルギーが節約できる」といったさまざまな可能性を数値化している。

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