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「レアアース」 Q&A解説

読み:
れああーす
英名:
Rare Earth Elements
  • Q: レアメタルとの違いは?
    レアアースとレアメタルとはどう違うのだろうか?

    A: レアアースは、生産が特定の国に偏っていたり埋蔵量が少なかったりする金属のことだ。「希土類元素」と訳され、元素重量が軽い4種類の軽希土類と、同じく重い13種類の重希土類を合わせて17種類ある。一方、レアメタルは地球上にほとんどない、または抽出が難しい31種類の金属のことを指す言葉だ。ただしこの中には30種類のレアメタルに加えて、レアアースも17種類を1種類と数えて含まれている。つまり、レアアースもレアメタルの一種なのだ。

  • Q: レアアースは何に使われているの?
    レアアースは社会の中でどんな製品や分野に使用されているのだろうか?

    A: レアアースのうち希土類磁石と呼ばれるネオジム、サマリウム、プロセオジム、ジスプロシウム、テルビウムは、電気自動車用の高効率高性能モーターに用いられる。また、イットリウム、ユウロピウム、テルビウム、ランタン、セリウムなどの蛍光体は液晶・プラズマテレビのバックライト用の光源に使われる。このほかにも、セリウムが研磨剤に、ランタンが光学ガラスやニッケル水素電池などの材料として用いられる。さらに、自動車排ガス中の有害物質を除去する高性能触媒の製造にもレアアースは欠かせない。

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