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「作業環境測定」 Q&A解説

読み:
さぎょうかんきょうそくてい
英名:
Working Environment Measurement
  • Q: 作業環境測定士はどんな仕事?
    作業環境測定士に合格すると、どのような仕事を行うのだろうか?

    A: 労働者が働く作業環境中に、有害な有機溶剤、化学物質、粉じん等の有害物質や、騒音、振動、放射線、有害光線、高湿度等の物理的要因がどれだけあるかを測定して把握する仕事が作業環境測定だ。国家資格である作業環境測定士は、鉛や放射性物質、有機溶剤や鉱物の粉塵などが発生したり、それらを取り扱ったりする指定作業場の環境測定の業務を行う。作業の範囲によって、鉱物性粉じん・放射性物質・特定化学物質・金属類・有機溶剤などを対象とする第1種と、デザイン・サンプリング・簡易測定器を用いた分析及び解析を行う第2種に分けられる。

  • Q: 指定作業場での作業環境測定の頻度は?
    指定作業場での作業環境測定は、どのくらいの頻度で行われるのか?

    A: 労働安全衛生法に基づく作業環境測定を行なうべき10の作業場のうち、粉じんを著しく発散する屋内作業場、放射性物質取扱室、特定化学物質を製造または取り扱う作業場、一定の鉛業務を行う作業場、有機溶剤を製造または取り扱う作業場については、作業環境測定士、作業環境測定機関が測定を行う。一定の鉛業務を行う作業場は1年以内ごとに1回、放射性物質取扱室は1カ月以内ごとに1回、その他は6カ月以内ごとに1回の頻度で測定を行う。また、測定結果の記録を保存する年数も定められている。

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