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「デマンドレスポンス」 Q&A解説

読み:
でまんどれすぽんす
英名:
Demand Response
  • Q: デマンドレスポンスの実例は?
    すでに始まっているデマンドレスポンスの実例があれば教えてほしい。

    A: デマンドレスポンスには大きく分けて、電気料金ベースのものとインセンティブベースのものがある。前者については国内外でさまざまな取り組みが行われており、東京電力によるピークシフト料金の設定はその一例だ。電気料金単価を7月から9月の夏季は3分類に、その他の時季は2分類に設定。電気料金を、午前中や夜間など低負荷な時間帯に安く、午後1時から4時頃の高負荷な時間帯には高く設定することで、ピーク時間帯に電力使用が集中することを防ぐ。需要家が自らの判断によって、割高な料金が設定された時間帯を避けるため、一定の効果が期待できる点が特長だ。

  • Q: 地方自治体によるデマンドレスポンスの取り組みは?
    地方自治体が音頭を取って行っているデマンドレスポンスの取り組みはあるのだろうか。

    A: 東京都は2013年から、「テナントビルにおけるデマンドレスポンス実証事業」を実施している。ビルオーナーとテナントが協力して、ビルの共用部分のみならずテナント専有部も対象としたデマンドレスポンスの手法を開発して、効果を測定し検証する事業だ。森ビルや三菱地所の新丸ビルなどで進められている。また、横浜市の「横浜スマートシティプロジェクト」(YSCP)では、家庭部門と業務・商業ビル部門の両方でデマンドレスポンスの実証運用が行われている。

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