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「エコキュート」 Q&A解説

読み:
えこきゅーと
英名:
Ecocute
  • Q: エコキュートへの補助は?
    エコキュートを導入するのに、国や自治体が補助してくれるというが、内容は?

    A: エコキュートは、電気と大気中の熱を使ってお湯をわかす給湯器で、燃焼式のものに比べて一次エネルギー使用量を約3割、CO2排出量を約半分も削減できる。エコキュートの設置については国や自治体などが補助を行っている。このうち、「エコキュート導入補助金制度」は、エコキュートを住宅に設置して使う人に対して、購入費用の一部を補助するものだ。補助金額は家庭用では1台あたり4万2000円、業務用では規模により8万1000円から87万円まである。補助金額の対象になるのは、1) ヒートポンプユニット、2) タンクユニット、3) 台所リモコン、4) 風呂リモコンなどだ。補助金の申込書(応募はがき)は、エコキュートを製造するメーカーや採択事業者でもらえる。2008年度の採択事業者には、日本エレクトロヒートセンターが選ばれた。

  • Q: エコキュートはどこがおトクなの?
    エコキュートは夜間電力を使うことでコストを下げているそうだが、本当なのだろうか?

    A: 大気中の熱と、電気を使ってお湯をわかす給湯器がエコキュートだ。燃焼式のものに比べて一次エネルギー使用量を約3割、CO2排出量を約半分も減らせ、環境にやさしいだけでなく、運転にかかるコストが安くなる。また、契約次第で料金が昼間の3分の1と割安な夜間電力を使えるため、お得感も手伝って普及が進んでいる。エコキュートは大量の温水をためる必要があるため、料金の安い夜間電力を使うことで、そのコストを下げているのだ。このようにお湯をためる方式を貯湯式という。一方、最近では、ためるお湯の量が少なくてすむのが瞬間式もある。さらに、給湯に加えて床暖房や浴室内乾燥などの機能をもつエコキュートも登場している。給湯は、家庭におけるエネルギー消費の約3割を占めるだけに、エコキュートなどのさらなる高効率化が期待されている。

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