2025/04/08 15:00 ウェザーニュース
10日(木)から11日(金)にかけて上空の気圧の谷が日本列島を通過し、天気の崩れるところが多くなります。10日(木)は西日本や東日本で、11日(金)は東日本や北日本で雨が降ります。特に金曜日は一時的に雨風が強まる可能性があるので、天気の急変にご注意ください。
西日本や東日本はいよいよ満開の桜は見納めとなるところが増えそうです。雨の割に気温はあまり下がらず、寒さは控えめの予想です。
12日(土)は気圧の谷が去って天気が一旦回復しますが、早くも次の気圧の谷が接近し、西日本から天気が下り坂となります。九州から雨の範囲が東に広がり、13日(日)は全国的に雨が降る予想です。気圧の谷が引き込む寒気が強いため大気の状態が不安定となり、短時間強雨や落雷のリスクもあるとみています。
寒気の影響で気温もあまり上がらず、肌寒さを感じそうです。
上空の気圧の谷は来週前半になっても北日本付近に居座る予想です。このため、北日本や日本海側の地域を中心にしばらく曇りや雨のすっきりとしない天気が続く見通しです。
西日本や東日本の太平洋側は、週明け以降は天気が回復するところが多くなる見込みです。吉野の上千本など内陸の地域では桜が楽しめそうです。