2025/05/24 07:11 ウェザーニュース
今日24日(土)は梅雨前線が北上し、西日本で雨の範囲が広がっています。低気圧に近い九州では局地的に土砂降りの雨が降っています。道路冠水や河川の増水などに警戒してください。
梅雨前線上の低気圧が九州の西の海上にあり、前線が九州にかかっています。低気圧や前線に向かって南西から非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、東シナ海側を中心に雨雲が発達しています。
7時00分までの1時間に、長崎県長浦岳で20.5mmの強い雨を観測しました。
低気圧の東進に伴って、雨雲は次第に東へ広がっていきます。昼頃までに近畿も雨が降り出し、午後は東日本や北日本まで雨の範囲が拡大する見込みです。
西日本は各地で一時的に雨が強まり、局地的には1時間に30mm以上の激しい雨となる可能性があります。道路冠水や河川の増水などに警戒が必要です。四国太平洋側や紀伊半島南部では雨量もまとまるおそれがあるため、土砂災害にも警戒してください。
低気圧が発達するため風も強く、横殴りの雨になることがあります。荒天の間の無理な移動は控えた方が安心です。
東日本や東北は、午後の遅い時間ほど本降りの雨になります。東海では深夜から明日25日(日)の早朝にかけて、関東では明日の未明から朝にかけてが雨のピークになる見込みです。
沿岸部を中心に雷を伴った強い雨になり、静岡県付近では大雨となるおそれもあります。
北日本は明日になると北海道で雨の範囲が広がります。雨風の強まる可能性があり、お出かけにはあいにくの天気となりそうです。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)