東北太平洋側で30℃以上の真夏日に 明日はあまり気温上がらず

  • 2025年5月18日
  • ウェザーニューズ

東北太平洋側で30℃以上の真夏日に 明日はあまり気温上がらず

2025/05/18 16:00 ウェザーニュース

今日5月18日(日)は北海道から中国地方の各地で気温がこの時期としては高くなりました。特に東北太平洋側では平年と比べてかなり高く、30℃以上の真夏日になった地点が増えました。

関東や東北太平洋側は、明日は気温があまり上がらないため気温差にご注意ください。

真夏の最も暑い時期の平年値を上回ったところも

上空約1,500mで12℃以上の暖気が東北北部の太平洋側まで北上しています。これに日射の影響や南西の風によるフェーン現象も加わり、東北太平洋側などで気温が高くなりました。

15時までの集計で、最高気温が30℃以上の真夏日となった地点数は今年これまでで最多の33地点となっています。沖縄や奄美の20地点だけでなく、東北地方で9地点、長野県と岐阜県の4地点が真夏日でした。

岩手県の釜石や福島県の浪江では31.2℃を観測していて、それぞれ同地点での今年これまでで最高の気温になっています。いずれの地点も平年の最も暑い時期を上回る最高気温です。このほか、福島地方気象台でも今年初めての真夏日になりました。

東京はやや雲の多い天気で、最高気温は27.1℃でした。

明日 関東〜東北太平洋側はあまり気温上がらず

関東や東北南部太平洋側では、明日19日(月)は高気圧の東進によって東の海から冷涼な風が吹くため、気温があまり上がりません。予想最高気温は仙台で20℃、東京で22℃となっています。冷え込むわけではありませんが、体感の変化にご注意ください。

一方、西日本の日本海側や北海道などは明日も気温が平年よりやや高めです。予想最高気温は大阪で25℃、福岡で27℃となっています。九州北部や山陰では今日と比べて気温がかなり上がるため、こちらも体感の変化に注意が必要です。まだ暑さに慣れず暑熱順化できていない時期ですので、脱水症・熱中症予防を積極的に行ってください。

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