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薄雲広がる東日本や東北で光学現象 ハロやアークがみられる

  • 2025年5月14日
  • ウェザーニューズ

2025/05/14 08:55 ウェザーニュース

今日14日(水)は東日本から東北付近に薄い雲が広がっています。薄雲によって太陽の光が屈折し、様々な光学現象が出現しました。

出現頻度の低い現象も

東日本や東北の上空の高い所に、氷の粒で形成された薄い雲が広がっています。この氷の粒が太陽の光を屈折させることで、今朝は様々な光学現象がみられました。

早朝6時頃の長野県松本市では、太陽の周囲を取り囲む光のリングである「ハロ」、ハロと接するように太陽の上側に現れる「上部タンジェントアーク」、さらに外側に「ラテラルアーク」と3つの現象が確認できます。

ハロやタンジェントアークに比べて、ラテラルアークは出現頻度が低く、これだけはっきりと見られるケースは多くはありません。

昼頃にかけて光学現象が出現しやすい

太陽高度が高くなってきても、引き続き光学現象の見えている所が多く、山形県米沢市では「ハロ」と「タンジェントアーク」、さらに太陽の中心を通って左右に伸びる「幻日環」が現れました。

現在、各地に光学現象を出現させている薄雲はゆっくりと東に移動しています。昼頃にかけて東日本、東北では光学現象の現れやすい状況が続く見通しです。11時前後になると空の低い所に伸びる虹色の帯、「環水平アーク」が現れる可能性もあります。この後も空の変化に注目です。

なお、空を観察する時に太陽を直接見ると視力に影響するおそれがありますので、避けてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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