2025/05/12 14:28 ウェザーニュース
【 この先のポイント 】
・気温高めの日多く 季節先取りの暑さも
・週後半からは梅雨の走りのような空
・沖縄や奄美は梅雨入りが平年より遅れる
週後半からは曇りや雨のすっきりしない天気の日が多くなりそうです。気温は平年並かやや高めで、北海道でも夏日になる見込みです。
14日(水)は高気圧に覆われて、全国的に晴れるところが多くなります。日差しとともに気温も上がり、予想最高気温は25℃以上の夏日のところが多くなる見込みです。
15日(木)以降もしばらくは平年よりも気温が高めの日が多くなる予想です。特に北海道では最高気温が25℃前後の日が続く予想で、こちらは季節先取りの暑さとなります。
西日本や東日本の内陸では、日差しが届くと30℃前後まで気温上がる可能性があります。じわじわと湿度も上がってくるので、運動をするときは熱中症に注意が必要な日が出てきます。
まだ暑さになれていない時期ですので、農作業やスポーツの際には水分補給をこまめに行い、脱水症や熱中症予防を心がけてください。
15日(木)になると前線が北上し、九州南部では雨が降り出す予想です。16日(金)以降も本州の南岸付近にしばらく前線が停滞する傾向で、北海道から九州の広い範囲で曇りや雨のすっきりしない空が続き、梅雨の走りのような天気となりそうです。また、前線に向かって暖かかく湿った空気が流れ込み、局地的には強雨や大雨となるおそれもあります。
まだ前線の動向には不確実性が高く、前線の停滞する位置が北寄りか南寄りかで天気が大きく変わるため、今後の予報の変化にご注意ください。
太平洋高気圧が強まる沖縄では、この先しばらくは日差しが届く日が多くなる見込みです。
平年の梅雨入りの時期は沖縄では5月10日頃、鹿児島県の奄美地方では5月12日頃となっていますが、今年の梅雨入りはその先になる可能性が高そうです。
今のうちに雨への備えなど日差しの有効活用をすることをおすすめします。