不気味な声は何!? いやされに来た京都で、ストレスから幻聴が？と思ったら／京都伏見のあやかし甘味帖1（12）

仕事に人生を捧げてきた29歳の小薄れんげ。それなのに、ある日唐突に会社から自主退社を迫られ、帰宅すると彼氏が見知らぬ女性と浮気中…。

理不尽すぎる状況に「やってられっか!! なにもかも！」
怒りと悲しみを振り切るように、れんげは一度は行きたかった未踏の地、京都へと旅立ちます。そこで古い町家の家主だというおっとり系の男子大学生に出会い、甘味を愛して止まない彼との同居生活が始まりました。

ところが癒しを求めて来たはずが、なぜか不思議な出来事に巻き込まれて…!? 古都を舞台に巻き起こる、あやかしと甘味を巡る物語をお送りします！

※本記事は著／えんか、原作／柏てんの書籍『京都伏見のあやかし甘味帖 1』から一部抜粋・編集しました。

著＝えんか、原作＝柏てん／『京都伏見のあやかし甘味帖 1』