
福岡在住のチャチャモ シトロンさん(chachamo_citron)は、4歳になったばかりの一人娘・ゆずぴーの子育てに日々奮闘中。心優しいゆずぴーの天使っぷりや、1歳頃に診断された「弱視」に関するエピソードを漫画で描いて人気を集めています。
コミックエッセイ「メガネっ子ゆずぴーの日常」は、Instagramでアップされていた弱視のエピソードを加筆・修正して新しく描いていきます!ある日、ゆずぴーの目に現れた小さな異変。そこから「弱視」と診断されてメガネでの矯正・治療が始まりますが、それまでと変わらず元気いっぱいに日々を過ごすゆずぴーとチャチャモ家の日常をお届けします。
今回は、1歳の頃に気付いたゆずぴーの目の“ある異変”に関するエピソードを紹介。
第1話1-1 / 作=チャチャモ シトロン
第1話1-2 / 作=チャチャモ シトロン
第1話1-3 / 作=チャチャモ シトロン
第1話2-1 / 作=チャチャモ シトロン
第1話2-2 / 作=チャチャモ シトロン
第1話3-1 / 作=チャチャモ シトロン
第1話3-2 / 作=チャチャモ シトロン
第1話3-3 / 作=チャチャモ シトロン
■ゆずぴーに現れた寄り目の症状。調べると「脳の異常」といった情報も…?
漫画と共に、チャチャモ シトロンさんへのインタビューも合わせてご紹介。このコミックエッセイは、元々Instagramで投稿されていたゆずぴーの弱視に関するエピソードを加筆・修正してもらっています。そもそも、最初に「弱視」というテーマで描こうと思ったのはなぜですか?
「弱視というテーマを選んだのは、娘のゆずぴーが早期に弱視を発見できたことがきっかけです。日常の中で、娘のちょっとした仕草や様子から『もしかして見えづらいのかも?』と感じて眼科を受診し、早めに治療を始めることができました。その経験から、『もしかしたら他にも、子どもの目について気になりつつも、受診を迷っている親御さんがいるのでは?』と感じ、漫画にして伝えようと思いました。
目の発達は早期発見・早期治療がとても大切です。漫画という形なら、育児中の方々にもやさしく届きやすいと思い、この作品を描きました。少しでも多くの子どもたちが適切なタイミングで治療を受けられるきっかけになればうれしいです」
第1話4-1 / 作=チャチャモ シトロン
第1話4-2 / 作=チャチャモ シトロン
第1話4-3 / 作=チャチャモ シトロン
第1話5-1 / 作=チャチャモ シトロン
第1話5-2 / 作=チャチャモ シトロン
第1話5-3 / 作=チャチャモ シトロン
第1話6-1 / 作=チャチャモ シトロン
第1話6-2 / 作=チャチャモ シトロン
第1話6-3 / 作=チャチャモ シトロン
この漫画では、メガネっ子・ゆずぴーの家族思いで優しい性格もたくさん紹介していきます。母であるチャチャモ シトロンさんから見て、ゆずぴーはどんな子ですか?
「ゆずぴーは、いつもニコニコ笑って、優しい口調でお話しする女の子です。2歳になって幼稚園に通い始めてからは人見知りがなくなって、初めて会う人にも笑顔でごあいさつしてくれるようになりました。最近は『おうちのお手伝いブーム』が来ていて、お掃除を進んでやってくれたり、私が疲れていると『だいじょうぶ?おててにぎってあげるね』と言ってくれたり、本当に小さな天使です。
幼稚園では元気いっぱいにお歌を披露していて、恥ずかしがるどころか全力で楽しんでいる様子に、私も毎回元気をもらっています。今ハマっているのは『となりのトトロ』。何度も観ているうちにセリフも覚えて、『まっくろくろすけ出ておいで〜!』と家の中でトトロごっこが始まるのが最近の日課です」
今回の話では、ゆずぴーが寄り目がちであるということに気付くところまでが描かれました。この時の心境を今振り返ってみると、いかがですか?
「寄り目に気づいた当初は、とにかくショックで、ネガティブ思考の沼にハマってしまいました。『妊娠中の食生活が悪かったのでは?』『テレビの見せすぎだったかも?』と、何か自分のせいなのではないかと毎日検索魔になって、心が休まることがありませんでした。『一度寄り目になったらもう戻らないんじゃ…』と不安でいっぱいで、親として失格なのではと、ひどく落ち込んだのを覚えています。
でも、実際に眼科を受診して説明を受けることで、そういった誤解や思い込みがひとつひとつ解けて、少しずつ心が軽くなっていきました。今、ゆずぴーは4歳。思い返せば、親子でたくさんの訓練を一緒に乗り越えてきました。だからこそ、あの時の私に『大丈夫、なんとかなるよ』と伝えてあげたい気持ちです。」
ゆずぴーに「弱視」の兆候が表れた今回のエピソード。チャチャモ家が「弱視」と向き合っていく様子をハートフルに描くチャチャモ シトロンさんの漫画を、今後もお楽しみに!