
全国で話題沸騰中の小説「近畿地方のある場所について」(著者・背筋/KADOKAWA)。菅野美穂さんと赤楚衛二さんのW主演で実写映画化が決定し、予告映像が解禁された。
近畿地方の“ある場所”の謎を追う2人。新感覚“場所ミステリー”誕生
■累計2200万PV突破のホラー小説を実写化
カクヨムで連載されるや否や、「これは本当に虚構のストーリー?」「その場所は実在するのでは?」とSNSで熱い議論を巻き起こした小説「近畿地方のある場所について」。Web連載時から若年層を中心にファン層を拡大し続け、累計2200万PVを超えるヒットを記録。単行本化後は、たちまち35万部を突破するベストセラーとなった。
物語は、行方不明となったオカルト雑誌編集者を探すフリーライターの視点で展開する。失踪直前、彼が調べていた数々のオカルト記事。噂や都市伝説、怪談話だけれど、それらをつなぎ合わせると恐ろしい事実が浮かび上がってくる——すべての謎は「近畿地方のある場所」へとつながっていた。
“ある場所”の謎に迫るオカルトライター・瀬野千紘(菅野美穂)
“ある場所”の謎に翻弄される雑誌編集者・小沢悠生(赤楚衛二)
映画では、失踪調査を進めるうちに「ある場所」へと導かれていくオカルトライター・瀬野千紘を菅野美穂さんが、彼女と行動をともにし次第に謎に魅せられていく雑誌編集者・小沢悠生を赤楚衛二さんが演じる。2人にとって、これまでのキャリアでも異色の役どころに挑戦となる。
■豪華キャストと鬼才・白石晃士監督が紡ぐ戦慄の物語
監督は「サユリ」「ノロイ」「テケテケ」「口裂け女」など数々の名作ホラーを手掛けた白石晃士さん。「原作の得体の知れない黒い魅力を、世界中の人々に感染させるべく、映像化という呪術を仕掛けていきます」という白石さんの言葉に、原作者の背筋さんも「私は長年白石作品に魅了され続けていました。それに飽き足らず、作品から得た恐怖を再現するべく、自ら書いてみようと思いました。気づけばそれは『近畿地方のある場所について』という題名で書籍になっていました。この最大級のラブレターを白石監督がどのように料理してくれるのか」と期待を寄せる。
菅野さんは「原作の表紙の違和感や不穏な雰囲気そのままに、普通の小説とはまるで違う事実が淡々と描写されていて、それがつながっていくところにすごく引き込まれました」とコメント。赤楚さんも「白石監督のホラー作品は僕にとって青春だった」と語り、「この映画は誰しものすごく身近にあるかもしれないという怖さと、映画としてのトリックが幾重にも仕掛けられていて、観たあとにもう一回観たくなるような楽しさもある」と本作の魅力を伝える。
■ベランダの赤い女、幼女失踪事件…予告に映し出される謎のビデオテープ群
解禁された予告映像は、「行方不明の友人を探している」という千紘の独白から始まる。失踪した編集者が調べていた過去の記事や取材メモを手掛かりに調査を開始する千紘と小沢。彼らが入手した複数のビデオ映像には、「未解決の幼女失踪事件」「林間学校での集団ヒステリー」「ベランダに立つ赤い服の女」「動画配信者が心霊スポットに凸撃して狂乱」などさまざまな怪奇現象が記録されていた。
そしてすべての情報に浮かび上がる共通点——それらの出来事は「近畿地方のある場所」で起きていたのだ。千紘と小沢が迫る恐るべき謎の全貌と衝撃の真相とは?
あなたを“ある場所”へと誘う、近畿の禁忌の物語。映画「近畿地方のある場所について」は2025年8月8日(金)から全国公開。
映画「近畿地方のある場所について」2025年8月8日(金)公開
映画「近畿地方のある場所について」作品概要
原作:「近畿地方のある場所について」(著者・背筋/KADOKAWA)
出演:菅野美穂 赤楚衛二
監督:白石晃士
脚本:大石哲也 白石晃士
脚本協力:背筋
音楽:ゲイリー芦屋 重盛康平
(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
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